マンガのカイジがとても好きだ。
実写映画も、主演の藤原竜也さんの演技が素晴らしいのだが、それにもましてマンガやアニメ版のほうが心理描写が素晴らしい。
そして、世の中のことをきれいごとを言わずにそのままを表現しているように感じる。
金は命よりも重たい。
ある意味ではそれは心理だと思う。
金は、時間そのもの。
ギャンブルで2000万という金が一瞬で手に入る。
しかし、代償として命をかけなくてはならない。
それくらいの価値が2000万という大金にはあるのである。
普通の勤め人であれば、根性を入れれば10年くらいかければ2000万という金を貯めることができるかもしれない。
登場人物のカイジは、その時点で600万円を超える借金がある。
しかも金利は18%だ。
金利の計算をよくよく考えてみてほしい。
600万の金利18%となると、金利だけでも年間で108万円となる。
月時期に換算すると、おおよそ9万円。
カイジはコンビニのバイトの仕事をしているのだが、1日9時間26日働いたところで、月給22万。
そこから税金もひかれるし、生活費もかかる。
金利だけで月給の半分は消えていく。
元本を返済することがなかなかできない。
もうその時点で、人生積んでいる。
その人の人生は、人に金利を返し続ける人生となるだろう。
もちろんろくな娯楽も楽しみもなく、家族を持つこともできず、借金を返し終えた頃には気力も萎えきっているはずだ。
もはや、奴隷。
生き血をただ吸われ続ける奴隷のような人生となってしまう。
とにかく、カイジの中に出てくる言葉には含蓄が非常に多い。
昔は聞いていても、何も感じなかったようなフレーズの一つ一つが、自分に染み込んでいく。
労働力を兼ねに変えていくのは最初の段階では仕方のないことだ。
しかし、ゆくゆくは自分の商品を持つことが必要となる。
今考えても、介護保険事業を持ちたいという思いがある。
金額としては、1,2年働けば、買える。
それを買うと圧倒的な成長が約束されているようなものだ。
だが、時間が奪われる。
人を育てていくという発想は必要となる。
その前に、不動産に着手するほうが手堅いのではないかと思っている。
思い切って、買う。
今目をつけているエリア、火曜日に物件を見に行く。
とにかくたくさん物件を見に行くのと、あとは、内装のアルバイトを始めてみようと思う。
内装のリフォームのスキルを身に着けつつ、貯金を加速させる。
そうすれば、いざ物件を持った時にリフォームが早いと思っている。
とにかく、タネ銭を貯めるのには時間がかかるがその間に、自分のレベル上げをしていくことだ。
読書と、スキル。
コツコツやっていく。
不動産関連の書籍や音声を積極的に学ぶ。
アフィリもやるよ。
不動産関連は別のブログを作成して、それに記録を残していくこととする。