ボディメンテナンス

痛みの根っこはどこにある?

おはようございます。Lucksの正村です。

梅雨が続いていますが、今日は久々に陽の光がさすそうですよ。

膝の痛みの根本的な原因は膝じゃない?

今回のテーマは、不調の根治療法です。

一時的に症状が良くなることではなく、その原因から治す。

本当に苦しい方は、一時的だけでもいいので辛さから逃れたいと感じている方も多いようです。関節の痛みに悩んでいる方の痛みを軽くするとすごく喜んでくれるのですが、根本的な原因の解決まで意識されている方はあまり多くないです。とりあえず、動ける体に戻って、再び職場という戦場で戦えるようになる。そんな印象を持つ方が多いのですが、皆さんは自分の体の声をキチンと聞いてあげていますか?

例えば、膝や肩が痛かったとしましょう。きっと皆さんは、膝の中に悪い部分があって、その部分が悪いから痛くなると思っている方が多いと思います。

もしくは、軟骨がすり減ったり、変形してしまっているせいで、膝への衝撃が受け止めきれずに、痛みが生じていると考えている方も多いのではないでしょうか?

 そのような考えだと、膝の軟骨に栄養分を補給すると言われているサプリメントを取ったり、姿勢矯正など行ったりする方が多いのも納得できます。

しかし、本当に悪いのはあなたの膝なのでしょうか?

痛みは不要?

痛いのは嫌ですよね。

痛みに悩んでいる方は、痛みがなければどんなにいいんだろうと感じる方も多いかと思います。重たい肩こりがなくなれば、腰が痛むのがなくなれば、膝の痛みがなくなれば。皆さんそう思っていると思います。

ただ、ちょっと考えてみてください。もし、今、その痛みがなくなってしまったら、ただでさえ無理をしているのに、もっと無理をしてしまうんじゃないでしょうか。

デスクワークで頑張っている体をもっと酷使してしまうのでは?重たいものを抱えて無理をしてしまっているのでは?

そのような観点で見ると、痛みは無理をしてしまうあなたを止めようとしてくれていると見ることもできるのではないでしょうか?

本当につらい状態の方はそう思うのは難しいとは思うのですが、、、。

最初は軽い痛みや違和感がだったはずです。そのあたりから、あなたの体はあなた自身に、ちょっとまずいよ!調子悪いよ!と教えてくれていたはずなのです。

しかし、健康であることが当たり前だと思っていると、ほっとけば治るとか寝ていりゃ治るとか思ってしまうのは仕方のないことだと思います。

できれば、これからは自分の体の声をしっかり聞いてほしいと思います。

根本的な原因

膝の痛みの本当の原因は膝には無いことが多いです。

バネの役割を果たしている背骨の動きが固くなっていることが多いです。私の経験でも背骨の柔らかさを引き出すことで、身体の痛みが大幅に軽減することが多かったです。(重力の中でのバネのお話はこちら

では、背骨の硬さが原因なのか。

私達の施術ではそこに対してアプローチすることが多いですが、根本的な原因はまだ深いところにあります。

なぜ、背骨が固くなってしまうのか。というところまで考えなくてはなりません。

そこには、習慣的な要素があると言えるでしょう。

例えば、あなたの不調の原因に運動不足という要素があるとしましょう。その運動不足はあなたの生活習慣が問題と言えると思います。生活習慣の問題には、運動不足の他にも、タバコの吸いすぎや暴飲暴食なども挙げられます。

この生活習慣の問題の背景には、ひとつひとつの行動の習慣があります。運動不足のなかだと、通勤のときに階段を使うかエスカレーターを使うか。その些細な行動の選択の積み重ねが運動不足を引き起こしていきます。

さらにそこには、思考の癖が関与します。

階段を使うか、エスカレーターを使うか。それを決めるのは、あなたの精神的な背景がもとになります。階段を使うと疲れる。エスカレーターは楽。と考えるのか。階段はいい運動になると考えるのかは、あなたが決めることができます。(どちらがいいと言っているわけではありません。体が大変なときに無理して階段を登って痛くするのはよくありませんよね?)

画像:心と体のリハビリテーション研究会参考資料

そのように考えたときに、根本的な原意は精神的な背景にあると思います。

一番多いのは自分を大事にすることができない。自分の存在が価値があるものと信じることができない。といったところではないでしょうか?

なので、自分の価値を作り出すことが重要だと考えてしまいます。

自分の仕事や成果自分の存在よりも重要だと考えてしまうと、身体をぶっ壊したとしても仕事にのめり込んでしまうのは仕方のないところはあるのかなと感じてしまいます。

どちらがいいと言っているわけではありません。

ただ、私が病院で働いていたときに、自分の存在レベルで消えてしまいそうな人は、たいてい後悔していましたように感じました。

根本的な治療のためには、自分を大切にできる人になることが必要だと思います。自分の体の声にしっかりと耳を傾け、休息が必要なときには、ちゃんとケアしてあげられるようになること。そこまでできたら、本当に治ったということができると思います。

セラピストができないこと、できること

今までの話をふまえると、セラピストには根本的な治療はできないと思います。せいぜいできるのは、体の声を聞いてあげること。そして、今の状態をわかりやすく本人に伝えること。そして、一時的にでも軽くなった身体を感じてもらい本来なら、これくらい動けるんだと感じてもらうこと。

根本的な治療ができるのはあなただけです。

あなただけが、自分の体を大切にできるのだと思います。

私達にできるのはそれをお手伝いすることだけです。