長かった梅雨もあけまして、すっかり夏になりましたね。
部屋干しばかりだった洗濯もやっと安心して外に干せるようになりました。
今日もシーツを洗濯したので、ぐっすりとねることができそうです。
梅雨から夏に切り替わるタイミングが、一番熱中症が増えるそうです。
体が、まだ夏になれていない状態なので、体調を崩してしまいがちです。
総務省消防庁によると、22日から28日の1週間に緊急された人は全国で5664人、死亡した方は11人になったそうです。
たかが、熱中症と侮ることなかれ、死亡してしまうケースもあります。
きぐるみを着て20分間、ショーの練習をしていた20代の男性がなくなってしまいました。
熱中症は体の弱い高齢者や子供が気をつけるもの、という認識がある方もいるかも知れません。このニュースを聞いて若い方人でも、最悪の場合なくなってしまうということにショックを受けた方も多いのではないでしょうか。
正しい知識があれば熱中症にならずに住んだのかもしれません。
まずは、熱中症を疑う症状を確認しましょう。
- めまい
- 失神
- 筋肉痛
- 筋肉の硬直
- 大量の発汗
- 頭痛
- 不快感
- 吐き気
- 嘔吐
- 倦怠感
- 虚脱感
- 意識障害
- けいれん
- 手足の運動障害
- 高体温
暑い場所でこのような症状が出てきた場合、熱中症を疑いましょう。
まずは、意識の確認。
そして、体温を冷やし、水分を取ります。
もし気分が悪い場合は、救急車を呼びます。
合わせて知っておきたいのが脱水症状です。
水分を5%失うと:脱水症状や熱中症などの症状が現れます。
水分を10%失うと:筋肉のけいれん、循環不全が起こります。
水分を20%失うと:死に至ります。
(厚生労働省「健康のために水を飲もう」推進運動 資料より引用)
病院で勤務しているときに、夏には脱水の診断名がつく患者さんがたくさん入院していました。
高齢者の脱水は命に関わる上に、心臓などの循環器にも影響が出るので注意が必要です。
熱中症を防ぐ上でも脱水予防は必須です。
普段から水分を取らない方だけでなく、二日酔いや下痢の方も注意が必要です。
暑いときは冷たいものをたくさん食べますよね。お腹を壊したりしてしまうと脱水になりやすくなってしまいます。
熱中症を防ぐには
熱中症予防に必要な栄養素というものが環境省のサイトに乗っていましたので紹介します。
- ビタミンB1
- 抗酸化物質(ビタミンA・C・E、フィトケミカル)
- タンパク質
- ナトリウムとカリウム
- 一日に必要な水分量
ビタミンB1は代謝に必要な栄養素です。
簡単に取り入れやすいのは、豚肉です。
他にも、うなぎ、玄米、大豆、モロヘイヤ、きのこ類など。
僕は、一人暮らしで料理も面倒なので、白米を玄米に変えています。
みなさんも自分にあった食材を取り入れて、この夏を乗り切りましょう!