予防医療

タクシードライバーの悩み~車の運転による腰痛の原因と対策~

こんにちは正村です。

天気のいい日が続いております。

今回は、タクシードライバーさんが抱える悩みについて書いていきたいと思います。

お客さんが、1000円くらいの支払いに一万円出してくること。という意見もあるかとは思いますが、今回は体のお話です。

僕のおじも若い頃はタクシードライバーをすすきのでやっていました。

どうしても稼ぎどきというのは、終電前後に偏りがちなので、不規則な生活となり体を壊しやすいです。

おじもその頃の不摂生がたたって、糖尿病にかかってしまいました。

またそれ以外にも、体の悩みは生じやすいです。

タクシードライバーや運送業で、長時間運転するかたは、総じて腰痛を抱えやすくなっています。

なので今回は、車の運転によって生じる腰の問題について、その原因と対策を書いていきたいと思います。

腰痛ってどんな種類があるの?整形外科には行かなくていいの?

この疑問を解決するためには、まず、どのような原因で腰痛が生じるのかを考えてみるといいでしょう。

腰痛の原因は、8割が非特異的腰痛といって原因がはっきりされていないものです。

原因がはっきりわからないのかよ!と思う方も多いと思います。

もう少し解説しますね。

非特異的腰痛とは、画像や検査によってお医者さんの診断がつかない腰痛の総称と思っていただければいいでしょう。

つまり、ヘルニアだとか脊柱管狭窄ではないけど、なんか腰に問題あるよね!って方が腰痛持ちの8割をしめているのです。

それじゃあ、医者に見てもらっても原因ははっきりしない場合がほとんどなら、病院に行ってもしょうがないじゃん。と思う方!そんなことはありませんよ!

たしかに、原因ははっきりしないのですが、原因がはっきりする腰痛をしっかりとみつけださなくてはなりません。

ただの腰痛だと思っていたら、腰に腫瘍ができていた。なんてこともありますので、お医者さんに見てもらうことは重要です。

お医者さんに見てもらって、やばい腰痛の可能性を潰しておくことはやはり重要となります。

では、8割の非特異的腰痛とはどのような腰痛なのでしょう。

これは、筋肉などの軟部組織が原因の腰痛です。

筋肉が固くなり血流が悪くなって痛みが生じます。

悪い姿勢が長時間続いたり、運動不足が続いたりすると生じます。

タクシードライバー(運転)の腰痛の原因とは?

運転は腰痛が生じやすいです。

原因は2つあります。

  1. 運転による肩周りの筋肉の緊張
  2. 車のシート

運転による肩周りの筋肉の緊張

こちらは、みなさんがイメージする通りのものです。

長時間の運転は、ハンドルを持った姿勢で、集中することが求められます。

精神的にも張り詰めますし、目もすごい使います。

腕も多少動かしますが、だいたい同じ位置で止まったままです。

この姿勢だと、胸椎といって胸のあたりの背骨の動きが非常に悪くなってしまいます。

腰痛は腰骨の筋肉に痛みが出ることが多いのですが、胸椎が固くなることで、腰への負担が大きくなってしまうのです。

車のシート

車のシートは運転がしやすいような作りになっています。

シートは、なだらかなリクライニングで足が動かしやすいような位置になっています。

運転するには理想の形なのかもしれませんが、腰への負担を考えるといい状態とは言えません。

いい椅子の条件を上げるとすると、

  1. 適切な高さ
  2. 座面の固さ
  3. バックレスト(背もたれ)の環境

があげられます。

1と2は車でも割と問題ないのですが、3が非常に問題となります。

本来背もたれは、上部体幹の重さを支えるような作りになっていることが理想的です。

画像:ユニリハ

真っ直ぐな作りの背もたれは、腰に対しての負担が大きくなってしまいます。

理想をいうと、腰のカーブに沿って背もたれが出っ張っているような形がいいです。

そのような形だと、状態の重さを背もたれに逃がすことができ、腰への負担が軽減できます。

車のシートは理想からは離れており、腰をいためやすいということですね。

運転手の腰痛対策とは

先程、お伝えしたように主に原因は、2つです。

肩周りの緊張と、車のシートですね。

なので、この2つをまとめて解決する方法をお伝えします。

これは、車のシートの環境調整(シーティング)です。

車のシートにかんたんに工夫するだけで、長時間の運転でもへっちゃらになります。

私は山登りに行くときは、5時間とか運転することもあるのですが、その工夫をするだけで腰への負担がかなり軽減できます。

その方法とは、クッションとタオルスティックです。

先程の図のように、腰を支える位置にクッションを入れます。

そして、もう一つがタオルステイック。

バスタオルをくるくる丸めて、背骨の位置に当てます。

これを入れると、より掛かるだけで肩が開くので、いい姿勢を保ちやすくなります。

タオルスティック

タオルじゃ物足りないという方はボールを背中に入れるのもおすすめです。

100均に売っているおもちゃの柔らかいボールを肩甲骨の真ん中あたりに入れるとやはりコチラも胸が開きます。

ボールの場合、タオルと違って面積が狭いので、刺激強めです。その分肋骨に対していい刺激を与えることができます。

自分の好みに応じて変えてみてください。

まとめ

運転は、腰をいためやすい姿勢を長時間取ることになります。

なので、必要に応じて自分の体のケアと予防を行うことが望ましいです。

運転をする場合、無視せず適度な休憩を入れるのが一番ですね。