予防医療

心身相関~こころの疲れが体に出る~

体を良くするだけでは、精神的なストレスで再び調子を崩してしまいます。

こころとからだのケアや不調の予防をする必要があります。

そのためのに一番いい方法は運動です。

目次

体だけ良くすればいいというものではない

本日も、パーソナルトレーニングを提供してきました。

久しぶりに体を見させてもらったかともいたのですが、プラーベートの精神的なストレスが体にでている状態でした。

精神的なストレスが体のどの部分に影響を与えるのか知っていますか?

こころ?

心とは一体どこにあるのでしょうか?

それでは、脳?

それもある意味では生じているのかもしれません。

心の疲れは、交感神経に一番影響を与えると思います。

交感神経、すなわち自律神経に影響を与えます。

自律神経とは、自分ではコントロールすることのできない神経のことです。

心臓を動かしてくれるのも、暗いところに入った時に瞳孔を広げてくれるのも自律神経です。

こころのつかれは、自律神経に多大な影響を与えます。

体を強くすることで、自律神経に与える影響を少なくすることはできるかもしれません。

それでも、精神的なストレスをゼロにすることはできません。

つまり、体を整えることも重要ですが、精神的なストレスを減らすことも重要となります。

精神的なストレスを減らす

精神的なストレスを減らすにはどうすれば良いのでしょうか?

環境的な要因は大きいと思いますが、自分でコントロールできないところに原因を求めるのは、建設的ではありません。

精神的なストレスを減らすためには、自分でコントロールできる部分。つまり、解釈の方法を調整する必要があると思います。

有名ドコロですが、「嫌われる勇気」という本で紹介されているアドラー心理学をベースに対処法を考えていきましょう。

嫌われる勇気では「課題の分離」というような方法が紹介されています。

「課題の分離」は誰が最終的ンその結末を引き受けるのかを考え、自分の問題以外は必要以上に考えないというような方法です。

ある意味では、冷たいようにも感じるかもしれませんが、この方法を使うだけで、自分の受けるストレスは大きく減らすことが可能になると思います。

別に自分には関係のないことでも、ストレスに感じてしまうのは、必要以上にしんどい思いをしているように思います。

解釈の仕方を変える。

必要以上に自分以外の問題を抱えることを避けましょう。

その後は、自分に降りかかる出来事の解釈の仕方を買えていきましょう。

なにかの出来事のせいで、自分にストレスが与えられると考える方は多いと思います。

しかし、実際にはなにかの出来事の後に、自分の解釈があり、それにより自分の感情が決まります。

つまり、何かの出来事をストレスに感じるかどうかは自分の解釈の仕方が問題となります。

人によって、同じ出来事でも強いストレスに感じるかどうかは、その人の解釈の仕方が問題となるのです。

個人的には、思い込みが強いタイプはストレスを多く感じることが多いように思います。

「これはこうあるべきだ」だとか「このことはこうでなくてはならない」と考えている人は、ストレスを感じやすいです。

結果的に、自律神経にもストレスを受け、手足の冷え性に悩む方は多いと思います。

解釈の仕方を変えることは難しい事のように思いがちです。

ですが、可能なことであると思います。

「幸せになる勇気」という本で取り扱っている方法を紹介します。

人が相談するときには、主に3つのことしか話さないそうです。

「可愛そうな私」「ひどいあの人」「これからどうするか」

この3つだけです。

最初の2つをいくら考えてもストレスが溜まるだけです。

なにか思い悩むときは、この3つを思い浮かべ、自分が今何を考えているのかを意識しましょう。

意識するだけで、前向きな思考を呼び起こすことが可能となります。

思考のコントロールと運動が最強

前向きな思考を呼び起こすことがストレスを軽減することに繋がります。

前向きな思考とは脳のどの部分から引き起こされるのでしょうか?

それは、前頭葉です。

前頭葉は創造性を司ります。

未来のことを考えるのもこの部分です。

そして、体の運動を起こすのも前頭葉です。

運動により、前頭葉が働きます。

前頭葉が働くと前向きな思考も働きやすくなります。

こころを強くする方法も運動にあるというのが非常に面白いですよね。

まとめ

体のケアだけではダメで、心のケアも必要となります。

心のケア、ストレスに強い心を作る秘訣は運動にあります。

こころもからだも運動により強くなります。

運動の重要性をもう一度見なおしたいですね。