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理学療法士は不調をきたした人に強い
理学療法士という職種を知っているでしょうか?
理学療法士のイメージは、おそらく病院のリハビリ室で病気の人を歩かせているイメージではないでしょうか?
仕事の現場は病院がメインです。
いまでは、病院以外にも在宅や施設などでも働く療法士は増えています。
理学療法士の強さは、明らかに体に不調をきたした人でも、もとの生活に送り返す能力です。
脳卒中や内部疾患、整形疾患など、病気の診断がしている人をみるのは理学療法士です。
つまり、ある程度症状が進行してしまった人を中心に治療していきます。
患者さんとリハビリしていく上でいろいろな話を聞く機会があります。
患者さんは、どうしてこんな事になってしまったのかというお話をすることが多いです。
自分の体が変わってしまった原因を求めます。
多くの方は、自分の生活習慣のことを後悔する方が多いです。
一方、元気な人はどこへ行くのか
病院に行くような方はある程度症状が進行してしまった人です。
たいていは、生活を送っていくことができなくなったときに、はじめて病院に行く人が多いです。
もしくは、いきなり入院という方もいます。
殆どの方が、病気の前触れがでていても、放っておく人が多いように思います。
あまりに体の調子がひどい場合は、接骨院や整体院に行く人もいるのではないでしょうか。
なかにはもみほぐしのお店に行って、体のメンテナンスをしていると思っている人もいます。
お店の広告をきちんと確認してほしいのですが、そのようなお店の場合「癒やし」を売りにしており、本質的な体のカイゼンには繋がりません。
人間の体は回復するようにできてる
どうすれば、体が良くなっていくのでしょうか?
この問は病気のない人にとっては本質を捉えていないように思います。
人間の体はささいなことがあっても、回復するようにできています。
なので、自然な回復力を妨げるような原因を探していくことが重要です。
どうして、自分の体が回復していかないのかを考えてみましょう。
多くの方は思い当たるようなことがあるのではないでしょうか?
少し昔の時代であれば、健康に関する情報も少ない、どうして体の調子が悪いのかわからないケースも有りましたが、今ではスマホやテレビで健康の情報がたくさん出ていますので、気付きのきっかけも多いですよね。
高齢者の場合、自然な回復力が低下してきています。
そんな状態の人でも、適切な介入を行い自宅の生活を取り戻させるのが理学療法士です。
総合的な判断そして介入
回復力を取り戻していく上では総合的な判断での介入が求められます。
高齢者で病気がある人の場合、立ち上がるだけで血圧が大幅に下がってしまう人もいます。
血圧が下がることで、失神してしまう人も中にはいます。
たとえ失神しなくても、血圧が下がると内臓などの血流量が経てしまい内蔵を悪くしてしまう場合もあります。
基本は十分な栄養、十分な睡眠、十分な栄養です。
これらすべての要素が揃ったときに、体の状態が向上していきます。
理学療法士は、検査の結果から体の状態を把握し、適切な介入をしていきます。
局所の症状も全身から改善していく
総合的な介入は体一つをとってもそういえます。
例えば、膝の痛い人でも、肩甲骨の動きに対して介入するだけでも良くなるケースがあります。
理学療法士は人が弱ってしまったとき、精神的にどのような状態になってしまうのかということも知っています。
心理的なサポートの方法も心得ているのが理学療法士です。
一つの症状も、様々なアプローチの仕方があります。
まとめ
とりとめのない文章になっていしまいましたが、療法士は人が病気になったときにどうなってしまうのか知っています。
なので、途中の状態がわかると、後々どうなってしまうのかも予測が付きます。
今の段階で、どのような介入が必要なのかをわかる職種でもあります。
調子が悪くなったときは、理学療法士に見てもらいましょう、将来的にどのような体の状態になるのか教えてくれるかもしれませんよ。