予防医療

保健体育では運動の重要性を教えてくれない

体育では、運動の重要性をなかなか理解できないと思います。

運動は、体の強さを作るためにも、心の強さを作るためにも重要です。

今回は、運動の重要性について書いていきたいとおもいます。

運動の重要性を理解しているか

運動が大切だということは理解していると思います。

しかし、どれくらい運動が重要なのかはおそらくそれほど理解できていないのではないかと思います。

なぜなら、睡眠や食事のように、強制的に眠りのスイッチが入ることもなく、食べずに餓死するようなこともないからです。

運動していないからと言って、本能に運動するようなスイッチは組み込まれておらず、しなければしないままになりがちです。

そして、運動しないからと言って直接死ぬこともありません。

運動の重要性というものを案外、私達は知る機会がないと思います。

では、運動の重要性を学ぶ機会はあったのでしょうか。

運動の重要性は体育でしか学ばない

義務教育のカリキュラムの中に、運動の重要性を学ぶ機会があるとすれば、おそらく保健体育だけではないでしょうか。

理科や生物では運動の重要性はわからないですよね。

しかし、体育の授業の内容をさかのぼったとしても、ドッチボールをした記憶や跳び箱を飛んだことしか思い出せないのではないでしょうか。

学童の時代に、体を動かしておくことは重要なことです。

特に、成長期のときは、体を動かすことで、実際の体の大きさと認識の差を修正します。

他にも骨が伸びるのに対して、筋肉が長くなるのは少し遅いです。

なので、筋肉が最適な長さになるように調整するときには運動が重要です。

体育で運動をするのは、成長期に運動が非常に大切だからと言えるでしょう。

しかし、学校教育が終えたあとに、趣味でスポーツをする人はいても、自分の体のことを考えて運動する人はそれほど多くないと思います。

特に顕著なのは20代の女性で、運動習慣のある人は1割に満たないというデータがあります。

学生時代に運動はしても、それ以降に運動の習慣が続かないということは、学校教育の中において、運動の重要性が十分に啓蒙されていないということだと思います。

健康は運動により保たれる

健康を保つ上で、運動は重要だということは皆理解していることだと思います。

しかし、運動がどのような役割を果たしているのかという点まで理解している人はそれほど多くはないと思います。

一日に30分歩いたほうが良いんだよね、とか。

筋トレが良いんでしょ?

とかの情報はたくさん出てくると思いますが、そもそもなぜ運動が重要なのでしょうか?

また、運動することによりどのような効果が見込めるのでしょうか?

「ダイエット効果」や「代謝のアップ」、「体の健全化」などあげられますよね。

しかし、自分ごととして取り組むには今ひとつピンとこない理由が多いのではないのと思います。

そもそも、それでピンときていて、重要性を認識できているのならもっと取り組んでいる人は多いと思います。

運動することで得られる効果としていちばん重要なのは、「ストレスに強くなる」ことだと思います。

ストレスとは物理的なストレスだけでなく、精神的なストレスも含まれます。

精神的なストレスの強さは、心肺機能との関連性があります。

もう少し詳しく解説すると、精神的なストレスに弱い人というものがどのような人なのかを定義しておく必要があります。

精神的に弱い人

精神的に弱い人とは、何かの出来事に対して自律神経が乱されやすい人と言えると思います。

これがひどくなると、嫌な出来事が起きたときに、胸がどきどきしたり、息切れが生じたりする人が出てきます。

これは、自律神経の交感神経が優位になることで生じる症状です。

日常的にこのような症状が生じると、交感神経が過敏になり、十分な休息が取れなくなります。(夜の寝付きが悪くなったり)

この交感神経優位な状態を解消しようとした時に生じる、体の反応として暴飲暴食があったりします。

精神的に弱さがある人は、食事が乱れるので太りやすかったりします。

逆に、精神的に強い人は、少しのことでは動揺しません。

しんどい思いをするような場面だったとしても、体の症状としては特に生じない事が多いです。

なので、外的なストレスに対して、心拍数や呼吸数などが落ち着いている状態は、ストレスに強い状態と言えるでしょう。

運動により心肺機能を上げることで、ストレスに強くなることが可能です。

運動のメリット

他にも運動には大きなメリットがあります。

運動をすることで、前向きな気持が起きやすくなります。

前向きな気持は未来の事を考えたりする時に生じやすいです。過去をくよくよしても気持ちは明るくなりませんよね。

存在しないものを作り出す働きがあるのが、前頭葉です。

前頭葉は、今の人類が特に発達している部分です。

その前頭葉は、未来のことを考える時以外にも働くことがあります。

それは、体を動かすときです。

脳を前後に分けた時に、その中心の溝から、後ろの部分で体の感覚を感じることができます。

それに対して、前の部分は体を動かすような指令を出す部分です。

つまり、体を動かすことで、前頭葉は働きます。

前頭葉を働かせておくと、前向きな思考が生じやすくなります。

その麺でも、ストレスに強い体を作ることが可能となるのです。

現代社会はストレスで死ぬ

現代社会は様々なストレスが生じると言われています。

そんな現代を生き抜く上で、どうストレスと向き合っていけば良いのかを考えなくてはなりません。

ストレス解消法で、自分の好きなことをしたり、美味しいものを食べたりするのもいですが、ストレスに強い体つくりも並行して行ってほしいと感じています。

その重要性を、学校教育の中でもきちんと教えてほしいです。

ストレスで悩む前に、もしくは強いストレスにさらされるような場面に遭遇するとしたら、運動してください。

運動は免疫力も高めてくれます。

病気になりにくくなります。

ストレスにも強い体を作ることができます。

運動は自分の好みに合うもので構いませんので、その重要性を再度認識してほしいです。

まとめ

運動の重要性は理解しているようでなかなか理解できない部分があると思います。

しかし、運動をすることは今後人生の時間が長くなるうえで、その時間を有意義に利用するためにはより重要になってくるでしょう。

特に若い世代こそ、その重要性を再認識し、生活の中に取り入れてほしいです。