予防医療

肩コリやケガの原因について考えたことありますか?

突然ですが、肩コリやケガの原因の原因について考えたことはありますか?

「姿勢が悪いから」「体が硬いから」「運動不足だから」

色々思いつく原因はあると思います。

ですが、自分の考える原因を取り除いたとして、あなたが悩んでいる症状は取り除かれるでしょうか?

はたまた、あなたの考える原因を全て改善することはできるでしょうか?

いろいろな情報が溢れている時代ですので、よっぽど生活に気をつけている人でない限り、思い当たるフシが多すぎると思います。

スマホや食生活の乱れなんて当たり前です。

情報を集めれば集めるほど、「健康な生活」の水準は高くなり、自分の生活とのギャップがたくさん出てきます。

こんな人向け

今回の記事は、肩コリやケガ体の悩みを抱える人や、自分のお子さんがスポーツをやっている親御さんに向けて書いたものです。

原因について考え、具体的な行動につながる考え方を書いていきたいと思います。

肩コリやケガの原因を求めて終わっていないか?

肩コリの原因はなんだと思いますか?と聞いたときに、「普段の姿勢が悪いから」「スマホを使う時間が長いから」と答える人は多いです。

たしかに、原因の一因としてそれらの要素はあると思います。

ですが、そこで大事になってくるのは、

今から、それを変えることができるのか?

という視点です。

ほとんどの人は、「姿勢を良くすれば体の調子が良くなる」、または「悪くならない」と考えがちです。そもそも、その状態を維持し続けることはできるのか考えてみてほしいです。

または、「スマホを長時間つかっているから」と答える人は、スマホを長時間使わないという選択肢があるのか考えてみてほしいです。

現実としてスマホを使わないなんて無理じゃないですか?

極端な例でわかりやすくいうと

これを極端に例えてみましょう。

例えば、お腹が空く原因はなんですか?という質問があったとしましょう。

その質問に「生きているから。」と答えているようなものです。

間違ってはいないですが、変えることできませんよね。

でも、お腹がすく原因は、それだけじゃないと思うんです。

「食事の量が少ない」「そもそも食べる量が人より多い。」「たくさん運動しているから」「成長期だから」「柔らかいものをたくさん食べているから。」

考えてみれば、たくさん考えられそうじゃありませんか?

そのなかで、変えることのできそうな原因から探していきましょう。

なので、この場合は、「一日二食しか食べていないから」だとか、「運動量に対して、一食の量が少ないから」といった変更可能な原因がそれにあたります。

変更できない理由を見つけ出してしまうと、「私は〇〇だから肩コリがあるのは仕方がない。」「私は〇〇の生活をしているから腰が痛む」と考えてしまい。体の不調があることが当たり前になってしまいます。

その状態は、不調を抱える自分を正当化してしまい、はっきり言ってあなたの人生にとって損だと言えます。

スポーツをやっている子供は同じ原因にとらわれていないか。

スポーツで怪我に苦しむ原因も同じ場合があります。

上達しない理由を、「練習が足りていないから。」とすると危険です。本当に練習量が足りていない場合もありますが、必要なのはがむしゃらな練習ではなく、適切な練習です。

僕は、高校時代野球部でした。

中学までは、軟式野球で強肩の捕手としてならしていました。高校に入ってからも送球は安定していたのですが、2年生になったときに思うような送球ができなくなってしまいました。

周りに聞いてみると、フォームが乱れているのではないかとアドバイスを貰います。

居残り練習で、フォームの確認をしながら投げ込みを続けました。

しかし、フォームを意識して練習すればするほどボールの届く距離は短くなってしまいました。

先生に、相談しても「体の硬さに問題がある。」といわれます。

家族も体が固い方で、「体の固さは遺伝したのかもね」と親から言われました。

そのため僕は、生まれつき体が固いものだと思いこんでいました。

そこでストレッチに取り組むのですが、思うように改善してきません。

焦りが出てきて、投げる練習量を増やすのですが、当然肩を痛めてしまいました。

結局、塁間の距離を投げるのがいっぱいいっぱいとなってしまい、守備は使い物になりませんでした。

今思えば、適切な練習をすれば防げたであろうことです。

この場合の、原因は何だったのでしょうか。

「フォーム」の乱れでしょうか?「体の固さ」でしょうか?

原因を特定することが、そのときにできていれば肩を痛めることもなかったと思います。

自分の体の状態を正確に把握するのは難しい

「健康な生活」の水準は、毎年高くなっているように感じます。

健康のためには、「玉ねぎがいい」や「睡眠を8時間以上取る」だとか、絶対的な正解がたくさん出回っています。

もはや、それらすべてを満たすのは難しいです。

情報が増えたことで、基準が必要以上に高くなっているのだと思います。

原因を考え始めるといくらでも生まれてきます。(調べれば調べるほど増えます)

しかし、それら全ての原因を取り除くのは不可能に近いと思います。

なので、これから必要になってくるのは、自分の状態を適切に把握し、変えれるところを変えることです。

あなた、もしくはあなたの家族は自分の体の状態を把握できていますか?

変えることのできない原因をたくさん探して、だから今の状態は仕方がないんだと思っていませんか?

そんなことをするよりも、変えることのできる原因をみつけだして、それを良くしてしまったほうがよくありませんか?

「〇〇だから仕方ない」と思っているものも、やり方次第では変わってくるはずですよ。

おそらく、肩コリに長年悩んでいる人は、なんども症状を良くするために、いろいろな努力をしてきたと思います。

一時的に良くなったことはあっても、やはり、また悪くなってしまい、私はだめだ。なんて考えてしまう人もいると思います。

問題なのは、継続していい状態を保つことのできない状態です。

おそらく、自主練習をやってくだいと言われることもあったと思いますが、その自主練習はいったいいつまでやったらいいんだろうと思ったことはありませんか?

やみくもに自主練習を行うのではなく、必要なときに適切な運動だけするほうがよくありませんか?

それを適切にできるのが、理学療法です。

試しに一つ紹介すると

「広背筋テスト」というものがあります。

調子のいい状態と、前日、食べすぎ・飲み過ぎの後で比べてみてください。

腕の上がりがかなり違うと思います。

自分の体の調子が悪くなり始めているな。と思ったときに、ストレッチを重点的にやるという方法もあります。(飲み会の場合は次の日の食事を軽くする)

自分の体を自分の感覚で捉えることも大事です。

ですが、長年の症状を抱える方の場合だと、自分の感覚と体の状態がずれてしまっていることが多々あります。

なので、自分の感覚のズレを出さないことやズレを修正することが必要になります。そのための検査や測定なのです。

自分の状態を適切に把握することで、変えることのできる原因を探し出すことができると思います。

変えることのできない原因で立ち止まっていても辛い日が続いてしまいます。

それは、あなたがだらしがないのではなく、その方法が自分にはあっていなかったということなのです。

自分にあった方法を探しましょう。

一人で全てをやるのは難しいと思います。

実際私も、野球をやっていたときはうまくいきませんでした。

そして、うまく行かない間は、何をやっていいのかもわからずにつらい日々が続いていました。

そんな思いをしてほしくありません。

なので、病院などで専門家に相談することが一番の近道だと思います。

ちょっとめんどくさいところはありますが、最初さえ乗り越えてしまえば大丈夫です。

高校時代の自分に今伝えることがあるのなら、「一刻も早く周りの先輩に相談して!いい病院か、知り合いの理学療法士を紹介ししてもらいなさい。」「そうしたら、もっと野球を楽しくプレーできるよ。」と言いたいです。

まとめ

  • 不調の原因はものすごくたくさんある。
  • たくさんの原因に対して、自分の場合はどこを変えていったほうがいいのかを見極める必要性がある
  • そのためには、適切な検査や測定をすることで、感覚的に捉えているものを具体的な数字で把握することができる
  • 悩んだら、最寄りの整形外科へ

今回は、その原因本当にあっていますか?というようなテーマで書いていきました。

自分の場合でも、家族の場合でも、つらそうにしている人の姿は見たくないですよね。

そのためには、専門家に相談することが一番の近道です。