予防医療

療法士として自費サービスに取り組む時に考えるべきこと

療法士の中で、自費ブームが続いているように感じている。

自費に取り組む上では、自分の中での意味付けがあることが望ましい。

そのうえで、理想的な戦略を自分の中で組んでいくことが必要となる。

まずは、なぜ自費なのか?その理由に答えるためには、土のうな取り組みが必要なのかを考えていってほしい。

療法士の中での起業・整体ブーム

療法士の中で、保険の枠を飛び出し、自信での自費整体に取り組むセラピストが増えていると感じている。

なぜ、自費が増えているのかというと、給料への不満や将来への不安ゆえに生じていると感じている。

少子高齢化の世の中で、社会保障費は増え続ける。

その上、理学療法士は、順調に増え続けるとの予測が出ている。(僕はその予測の一部は外れると見ている。)

SNSなどにより情報を発信するセラピストは増え続け、それに影響を受ける人達も多い。

僕は、むやみやたらに不安を煽っている人たちのことがあまり好きではないが、その人達の煽る不安にも一定の根拠はあると感じている。

そんななかで、保険の外に飛び出す上で心得ておきたいことについて書いていきたい。

なぜ。なんのための自費なのか。

いちばん重要なのは、動機づけ、意味づけだと思っている。

保険の外に飛び出すのであれば、自分がどのような理由で飛び出すのかを明確にしておくことだ。

そうしておくことで、判断の際に悩みが減ると感じている。

過去の判断に対して、公開することは今後の新しい判断を鈍らせる。

反省することは構わないが、それを引きづってはいけない。

「なぜ、自費なのか。」

どんな理由でもいいので説明できるようになっておくことが望ましい。

一般的な理由としては、

  • 給料面
  • 人間関係の煩わしさ
  • 時間の自由さ
  • 腕試し
  • キャリアアップ
  • 将来への布石(これもキャリアアップか)

などの理由が該当すると感じている。

どんな理由でもいいので、自分としての意味を持っておくことが望ましい。

自費をやるにも方法はある

自分の中での意味付けが明確になったのであれば、次はどのような環境で取り組むかを考える必要性がある。

簡単に言うと、個人事業主として取り組むか、雇われで取り組むかの2点だ。

この選択肢は、一長一短であり、どちらが良いとも悪いとも言えない。

なので、自分が自費に取り組む意味を見直した上で、考えていってほしい。

それぞれのメリット・デメリットについても見直してみよう。

雇われのメリット・デメリット

雇われの良いところは、収入の安定だ。

結果に関係なく、一定の給料を受け取ることが可能となる。

そのうえで、既存の仕組みを学ぶことができる。

はっきり行ってしまえば、雇われ先がうまく行っているのであれば、その仕組を丸パクリしてしまえば良いのだ。

仕組みをパクるのであって、顧客をパクるのは、あまり推奨はしない。

デメリットとしてあげられるのは、成績の結果を自分ごととして捉えることが難しいことだ。

どうしても、雇われの場合だと、会社の仕組みや上肢などに責任転嫁をしてしまいがちである。

そうなってしまうと、学べることも学べなくなってしまう。

自分ごととして取り組むことができ、色々試すことができるのであれば、まずは雇われで行うことも悪くはないと思う。

個人事業主としてのメリット・デメリット

個人事業主としてのメリットは、圧倒的に自分ごととして取り組むことができる点だと思っている。

自分ごととして取り組むことで、世の中を見る目線が異なるはずだ。

このサービスはどのような理由があって、提供されているのか、空間の位置関係はどのようにデザインされているのか。

間違いなく視座は広がるはずだ。

そして、軌道に乗り始めた時の報酬は、雇われとは大きく異る。

一方デメリットとしては、全てを自分でこなさなければならずに、オーバーワークになりやすい。

そして、うまく行かなかった場合は収入を立たれる上に、ランニングコストはかかるので、赤字を計上するリスクを伴っている。

個人事業主としてやる上で必要なもの

個人事業主として事業を行う場合に必要なことを考えてみよう。

最低限必要なのは

  • サービス

の2つだ。

これがあれば事業は回っていく。

この2つに分解してそれぞれに対する対策を打っていくことが重要となる。

サービスを提供するにはお客さんが必要となる。

つまり、どうやって集客するのかという視点だ。

人を集めるには、どのような人を集めたいかが重要となる。

その人の性別、年齢、収入などを設定し、アプローチする。

具体的な方法として、現在関わりのある利用者・患者などに予めアプローチしておくことが有効だろう。

どんな人間がやっているかわからないようなところに人はやってこない。

信頼してくれる人たちが集まるような仕組みを予め設計しておくことだ。

そうすることで、紹介であったり、人の集まるところには更に人が集まるので、広がっていく可能性は高い。

サービス

自分が相手にとってどのような価値を提供できるのかを言語化できることだ。

とくに、サービスというのは形のない商品であるために、その良さというものは伝わりにくい。

受ければわかるでは、誰も受けてはくれない。

相手にとって納得できるような説明をすることが重要だと感じている。

サービスの質というものは定量化できないが、サービスの質がいいのは最低条件だ。

なので、サービスの売りを質の高い治療などに設定してはいけない。

体の療法士として、治療の質がいいのは最低条件だと個人的には思っている。

そうでなければ、カウンセラーかスピリチュアル系のセラピストとして割り切って取り組むことだ。

まとめ

なんとなく不安だから、とか、理学療法士の将来が危ないとかいうのは構わないが、なぜそうなのかを考えよう。

そして本当にそうなのかを疑い、その上で、自費に対しての価値を見出すことができるのであれば、トライして見る勝ちはあると思う。

保険の外に出ることで、保険の中がいかに手厚く守られた環境なのかを知ることができると思う。

それが、自分にとって良いのか、悪いのかそれぞれによるところだと思う。

なので、自分の中で意味付けを明確に見言い出すことができるのであれば、積極的に挑戦してみるといいだろう。

そうすれば、うまくいこうが、いくまいが自分にとって得られるものは大きいはずだ。