仕事の記録

幸運を育てる 0.02

紹介エージェントに登録したところ、すぐに担当の人から電話がかかってきた。

転職の希望条件のすり合わせだ。

登録する際に具体的な希望を記入していたので、すぐに具体的な企業名を上げてもらうことができた。

訪問看護で通える範囲で、給料も悪くない。

多くの人が希望するような内容だろう。

目標を失った自分は特に変わったことは希望していなかった。しかし、立ち上げの可能性がある場所には興味があるという話はしていた。

敗れはしたが可能性があるなら飛びつきたい。未だにそんな甘いことを考えていた。

立ち上げの経験のある理学療法士にはニーズが有る、という話を聞いた経験から自分の価値を高めようとしていたんだ。

エージェントは3つの会社を紹介してくれた。

そしてすぐに、面接の日程も組んでくれた。

凄くスムーズに事は進んだ。僕はちょっと自分の希望を伝えるだけだった。

面接の準備もそんなに大変ではなかった。

履歴書と経歴書。

問題ない。

触らないリハビリテーションという考えを提唱している企業は興味が惹かれた。活動と参加を重視する風潮にも合致しているし、なによりも、それをデイサービスでやっているということが興味を惹かれた。

会社の名前もリハって入ってるし、正直期待しちゃうじゃないか。

僕は、新しい訪問の形を実現したかったんだ。

ストレングスリハビリテーションの形を。

人の強みに目を向け、生活をコーディネートする。ただの機能訓練という名のリハビリテーションを提供するセラピストではなく、人生を設計すること。

そして、地域社会に貢献すること。

僕の目標であり理想だ。

その企業のホームページを見てみると、利用者の働くお店も持ってるという話じゃないか。

本気で訪問にのぞんでいる人と一緒に働けるかもしれない。

期待はどんどん膨らんだ。

面接の日まではあっという間だった。

仕事があるわけでないので、時間を持て余していた。

時間はあったので、大手のリラクゼーション業のバイトの面接も受けてみることにした。

研修受講料は無料という話だったのでどのような研修をやっているのか興味があった。

リラクゼーションは面接と研修がセットになっている。

面接はそこそこに研修を受けることができた。

研修の内容はペットボトルをひたすら親指で押し続けるといった内容だ。

かえしという技?が重要だそうだ。

ここのサービスは、身体を治すものではなく、癒やしを提供しているといった内容だ。

確かに言っていることはわかるけど、ここに来ている人たちは自分の体を良くしたいと思ってきている人たちが大半なんじゃないだろうか。

そんな人達の期待に答えるサービスは提供しちゃダメっていうのは、どうなんだろう。

そんな思いを抱えるきっかけにもなった。

<続く>

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