仕事の記録

訪問リハビリで初回介入時に注意するベき3つの視点

訪問リハビリを提供していて、初回介入って非常に重要な機会だと感じています。

それは、利用者さんにとっても重要な日ですし、セラピストにしても重要となる日だと思います。

今回は、初回介入時に注意したほうが良いことについて考えていきたいと思います。

初回介入って、、、大変

訪問リハビリの初回介入って大変ですよね。

なぜなら、やることがたくさんあるからです。

病院やクリニックのように整った環境でリハを提供できることは少なく、環境を整える事が必要になったりします。

そして、訪問リハビリの場合はやることが非常に多いです。

整形クリニックのリハだと痛みをとったり機能を良くしたり、その人の体に集中して取り組むことができます。

しかし、訪問リハの場合、病院と同じくらいの分量をこなさなければなりません。

そして、病院と異なるのは、次に来るのが一週間後というようなことになります。

なので、初回に適切な介入ができない場合、利用者様にとって足踏み状態で一週間を過ごさせることになりかねません。

今後を決める大事な回

そしてリハとの関係性を考える上でも、初回介入は非常に重要な回です。

利用者さんにとって、はじめましての人を家の上に上げるというものは抵抗があるものです。

リハにとっては何度も経験しているようなことであったとしても、利用者さんにとって基本的にはまれな出来事です。

利用者さんにとってはどんな人が来るのだろうと不安に思うのが自然なことだと思います。

その不安さをまずは、解消しなくてはなりません。

その上で、関係性を構築していくわけです。

一回で関係性を築くのは難しいかもしれませんが、少なくとも次回も来てもらいたいと思ってもらいたいものです。

相手のことを知りながら、家の生活の状態を見極め、必要なアプローチを探していくのはなかなか大変です。

注意するべき3つの視点

初回のリハの介入時に注意したほうが良いことを今回3つあげていますので、参考にしてみてください。

どのような目的でリハをいれているのか

一番最初に必要なことは、しっかりとケアプランを確認しておくことです。

ケアプランに記載されている、リハに期待されている役割をしっかりと認識しておきましょう。

訪問リハにも、求められている役割は様々です。

機能のカイゼンが目的なのか、予防的なアプローチが必要なのか、在宅生活への移り変わりをスムーズにしていることを求められているのか。

その役割を認識した上で、さらに介入したほうが良い所があれば、ケアマネに提案する必要性があります。

ケアプランに記載されていないことを勝手にやるのは、チームアプローチとしては違反行為です。

チームの足並みを整えましょう。

医学モデルではなく生活モデルでとらえる

病院で提供されているリハビリと異なる点は、生活モデルで利用者さんを見ていくという点にあります。

その人を病気をベースとした医学モデルで捉えるのではなく、どのように生活が成り立っているのかという生活モデルで捉えましょう。

機能を見ることも重要ですが、それは生活を成り立たせるための一つの要素であると思います。

なので、機能練習にこだわりすぎず、利用者さんにとって適切な方法でアプローチしていきたいところです。

本人や家族の納得を作る

ケアプランは本人や家族の希望をもとに、ケアマネージャーが作成します。

そのプランには、利用者家族の意向が反映されているわけですが、リハの内容まで説明しているわけではありません。

なぜ、そのようなリハプログワムを行う必要があるのかを、しっかりと説明し本人に納得してもらいましょう。

これには、専門用語を避けた言葉でわかりやすく、説明する必要があります。

同じ説明の仕方でも、納得できる人もいれば、納得できない人もいるはずです。

なので、人に合わせて複数の説明の仕方ができることが望ましいです。

初回がうまくいかなかったら

きちんと準備していたとしても、初回のリハがスムーズに行かないケースもあるでしょう。

今後、工夫を重ね経験を積んでいけばその割合は下がると思います。

もし、初回の介入でうまく行かなかったとしても、あきらめないでください。

そのお家に訪問するのが嫌になることもあるかもしれません。

しかし、リハを提供する側はプロでありますので、できるだけあきらめずに介入していきたいです。

利用者様が何を大切にしているのかを知ることができることが、より良い関係性を築くことにつながるでしょう。

まとめ

訪問リハビリの初回介入は利用者さんにとって不安を感じる時間です。

まずは、利用者さんのことを知り、自分のことを知ってもらうことで関係性を築いていきましょう。

セラピストにとっても、初回介入の経験を重ねることは、経験値を大きく上げることにつながると思います。

利用者様の納得をつくる意識を持ちより良い介入を心がけましょう。