仕事の記録

小学校で理学療法士の仕事について講演します

こんにちは。3週間くらい前にカラオケに行って喉を痛めてしまい、今日まで風邪が長引いているまさむらです。

咳がなかなか止まらず厄介です。

なんだか昔よりも風邪の治りが悪いように思えます。

職業講演会の依頼

さて、今回は新しいチャレンジについての投稿です。

11月12日、船橋市立八栄小学校で行われる「12歳のわたし・未来の私 職業講演会」というものに参加してきます。

これはどういったものかと言うと、

小学生の頃に職業体験という特別授業があったのを覚えていますか?

僕の小学校でもありました。僕の場合は、当時所属していた少年野球のチームの監督が経営していたクリーニング店に行ったのを覚えています。

当時は、その上辺しか見えていませんでしたが、実際その裏では、先生方が職業体験のために各所に連絡や依頼をしていたのかと思うと頭の下がる思いです。

現在では、形が異なり、実際に職業を体験するのではなく、複数の職種の人に学校に来てもらいいろいろな話を聞く、というような形で行っているそうです。

個人的には、小学生のうちに、金銭は発生しないまでも労働という経験を積めることは大きな経験になるのではないかと思うのですが、いろいろな事情からそのような形になったのでしょう。

どっちにしろ、僕のところまで依頼が来るくらいなので、学校の先生は苦労されているのだなと感じます。

さて、理学療法士について話をしてくれと頼まれたのはいいんですが、実際にどのようなはなしをしたらいいのか悩みます。

自分自身、経験年数も5年という若手の状態でいいお話をすることができるのか不安でもあります。

学校側からは、①仕事の内容 ②やりがいや大変なこと ③職業につくための過程について15分程度ではなしてほしいとのことです。

15分が長いか短いか。

そして、15分を3回繰り返して話さなくてはならないという結構大変そうな内容です。あと、完全にボランティアです。

ひとまず、内容を考えてみました。

台本

こんにちは PTの正村です。

「12歳の私・未来の私 職業講演会」ということでみなさんに理学療法士という職業についてお話させていただきます。

楽しんでってください。では拍手。

今日はこの4つの項目に沿って話していきます。

では、さっそく「理学療法士とリハビリテーション」の項目から話していきます。

はじめに、この講演会の前から「理学療法士」という職業知ってたよって人拍手!

じゃあ、「リハビリ」という言葉知ってたよという人がいたら、拍手!

言葉の説明から行きましょう!

理学療法士は、もともと日本にはなかった仕事です。

この仕事ができてから、だいたい50年くらい。みんなのおじいちゃんおばあちゃんよりちょっと若いくらいの職業です。

 ちょっと歴史の話なんだけど、この仕事の始まりは、戦争。第一次世界大戦のあと、戦争で怪我をして働けなくなっちゃった人に対して、運動いいかえると運動の治療法なので、運動療法をするとまた動けるようになってきたというのがこの仕事のはじまりです。

理学療法士は英語でいうと、フィジカルセラピスト。フィジカルは体。セラピストは治療家。

つまり、体の治療の専門家という意味になります。

次に、リハビリテーション。これは、日本語だと全人間的復権。

意味分かんないですよね。

英語だとちょっとわかりやすいんですよね。

Reは再び。Habilisは適した。

つまり、「本来あるべき状態に回復させましょう」という意味で、もっと噛み砕いて言うと、「その人がその人らしく生きること」それがリハビリテーションになります。

リハビリ自体は、「病気や障害、怪我などでその人がその人らしく生きることができなくなっているのを助けるお仕事」ということになります。

基本的には、リハビリが理学療法士のしごとだと思ってもらって構わないのだけど、

リハビリ以外の仕事をする人もいます。

例えば、プロのスポーツ選手がもっといいパフォーマンスを発揮できるように、体の状態を確認したり、アドバイスをしたりするスポーツ分野。仕事をしている人が、体を壊さないように職場の環境を整えたり、動作についてアドバイスする産業保健分野。あとは、障害を持った人のための福祉用具、障害の人のための道具ですね。車椅子とか手すりとかも含みます。そういった道具を会社と一緒に開発するフリーランスなど、現在ではいろいろな働き方があります。そういうのもひっくるめて理学療法士です。

では、次の項目に行きたいと思います。

次は「仕事のやりがい、大変なこと」です

これは僕が思う仕事のやりがいと大変なことなんですが、

まず、大変なことから行きましょう。

大変なことは、患者さんを受け止めることです。

大きな病気を経験した患者さんの中には、今まで当たり前にできていたことができなくなってしまう。そんな経験をしてしまう方がいます。今まで当たり前のように歩けていたのが思うように歩けない。自分で着替えることもできないし、トイレも人に面倒を見てもらわなければままならない。

そんなときに、「なんて俺はだめなんだろう。」とか「もう自分なんか生きている価値がない。」とか「いっそ、死んでしまいたい。」とか、そういう事を言う人が中にはいます。

落ち込んでいる人を支えるというのは、なんだかんだやっぱり大変です。

そして、その人自身もつらいと思います。

その辛さを、僕はわかることができない。相手の気持を想像することができても、その辛さを本当にわかることはできないというところが、大変なところと言うか歯がゆく感じるところです。

ただ、そこを乗り越えた先に、

今の自分の体で生きていこうという前向きな姿勢が出てきます。

自分の思うように動かない体で、頑張っていこう!っていう人を目の前で見ると、むしろ仕事をしている僕たちのほうが元気をもらえる。

実際の患者さんの話しだと、80歳くらいのおじいちゃん。脳の病気で、50mあるくのがやっと。そんな人が、中学生の孫が将棋の全国大会に出るから、応援しに行きたい!

そういうこと言ってくれる。

で、「場所はどこなんですか?」ってきいてみたら、「大阪だって」

最初困るよね、50m歩けないもんなぁとか、なんなら、あるきながら漏らしちゃうこともあるしなー。

とか。いや。あるのよ。病気になるってそういうこともあるんだよ。

でもね、答えたいのよ。その人の希望に。

頑張って、歩く練習したり、あとは、必要なところは車椅子を使いましょうとか、念の為おむつを用意しておきましょうとか色々相談して決めるわけ。

でね、そのおじいちゃん頑張ったから、奥さんの協力とかもあってなんとか大阪までいってきて。「孫は頑張ってたよ。」っていう話を聞くと僕も頑張ってよかったなぁと、心の底から思えます。

これが、理学療法士としての仕事のやりがいですかね。

次に職業につくための過程です。

黒板にも書いてあるんですけど、ざっくりいうと3ステップです。高校卒業したあと、中には社会人になってからって人もいるけど、理学療法学科というのがある専門学校もしくは大学に行きます。そこで、3年から4年間勉強します。そして、卒業の年の2月3月くらいに国家試験を受験します。それに合格すれば、おめでとう!理学療法士の一員です。その後は就職して働いてというながれになります。

これが王道ルートなんだけど、その前に知っておいてほしいところがあります。

理学療法士なってみたけど、あれ?ちょっと思ってたのと違うみたいな人もいたりします。

ここの前に、できれば中学生とか高校生のときにアルバイトで、理学療法士がいるところで働いてみることをおすすめします。病院によっては「リハビリ助手」とか「ボランティアスタッフ」を募集してたりするので、そう言うので一度一緒に働いてみるといろいろなことがわかるので、個人的にはそういうことをしてみるのをおすすめします。どんな仕事でもそうだけどね。

最期です。私が思う理学療法士の魅力とは。

人と直接関わる仕事なので、ほんとにたくさんのことを知ることができます。

やっぱり生きていると色々ありますよ。うまくいくこともあるけど、うまく行かないこと、つらいこと、理不尽なことがいっぱいあります。

でも、そんなつらいところから、立ち上がって自分の人生を一歩、踏み出すのが人としてかっこいいなぁと思います。

それを僕は、一番近くで見ることができました。

そんなすごい場面を一番近くで見ることができる。それがこの仕事の魅力だと思います。

人のことが好きだとか、困っている人を助けることが好きだとか、そんな人に是非オススメしたい職業です。

みなさんの、参考にすこしでもなれば僕としても嬉しいです。

以上で僕のお話はおしまいです。ありがとうございました。

それでは、質問の方に移りたいと思います。一応事前の質問は、答えと一緒に黒板に書いておきました。ここに書いてある同じ質問でもいいですよ。もちろん違う質問でも構いません。質問のある人は手を上げてください。

まとめ

果たしてこれで大丈夫なのか不安ではありますが、引き受けた依頼は全力で答えたいと思います。話を聞くのも大事ですが実際にやるのに比べると少し物足りないと思うので、そこを埋められるようなはなしをしたいと思います。

最後まで読んでいたたいた方は、アドバイスなど頂けると幸いです。

それでは、明後日は頑張ってきたいと思います。

最期まで読んでいただきありがとうございました。