雑記

レバレッチと種銭

身を起こすためには、種銭が必要である。

最初の種銭をどのようにして貯めるかというと、地道な貯金だ。

地道に貯金をして、コツコツお金をためていく。

そのお金を投資信託や株式に投資してFIREを目指すというのが最近の潮流である。

この方法のメリットは、大きなリスクを取らずに確実に蓄財を進めることができるという点である。

デメリットは、時間がかかるという点と、紙の資産の価値に依存するという点だ。

一方、事業を起こすというルートは、リスクが高い。

かなりの確率で失敗すると言っても過言ではない。

しかしながら、一発当てることができれば大きな恩恵を得ることができる。

一つの目安として、起業するとすれば300万円というのが目安となる。

一方、投資信託への貯金であれば、3000万ほどの時間が必要となる。

起業の成功率を10%と考えたとしても、同じ3000万であれば、かけてみるのも悪くないのだろうと思ってしまう。

そして、忘れたはいけない視点が、企業の場合は支援金や借金を積極的に利用できるというところだ。

紙の資産の場合に、融資を借りる例など聞いたことがない。

FXなどでレバレッチを聞かせるという話は聞いたことがあるが。

融資の支店で最近聞いた話は。

「まるっと500」という、正式な商品名は「ろうきん住宅ローン 住きっと!500」という名前だ。

これは、他の金融会社から借りたお金をすべてまとめてくれるという、多重債務者向けの商品だ。

しかしながら、低金利であり、使い勝手の良い金融商品である。

条件として、満20歳以上で、勤続1年以上・年収150万円以上の勤労者の方という条件がある。

もう一つの条件としては、ろうけんが提携する保証会社の保証が受けられる方。となっている。

つまりどのように使うのかというと、まず、住宅ローンを組んで物件を購入する。

もしくは、マイカーローンを組んでいるものでもいい。

もしくは、カードローンでお金を工面する。

そして、それらの借金をすべて、ろうきんのローンに組み替える。

そうすると、他の金融機関では3%の年利であったとしても、ろうきんのローンに組み替えることで、1%~2%の低金利で運用することができるのである。

ちなみに、自分がよく使っている埼玉りそな銀行のヒリーローンは固定金利の6%~14%となっている。

上限一杯の500万円の融資を行ったとしよう。

そうなると、年利14%だと利子だけで、年間の支払いは70万円だ。

それが、2%の金利になったとしよう。

年間の支払いは10万円だ。

差額は60万円同じ金額を返済したとしても、元本のヘリが大幅に異なっている。

年利が2%であれば、安心して融資を使うことができる。

住宅ローンの借り換えも非常に便利だ。

ヤドカリ戦術を使う上で、問題なのが住宅ローンを次にどのローンを組むかという点だ。

住宅ローンでは非常に低金利で住宅を手に入れることができていた。

しかし、それを賃貸用として人に貸し出す場合、アパートローンなどに切り替えると金利が高くなりがちだ。

高くなりがちと言っても1桁の金利ではあるが。

次にお金の作り出し方がある。

先程のものは、不動産投資用の借金であるが、次のアイデアは、融資ではなく、支援金だ。

それは、内閣府が主導している地方創生事業の一環の支援金だ。

地方創生支援事業の起業支援金および移住支援金だ。

これらの支援金を使えば、最大で300万円の支援金を受け取ることができる。

地域によっても若干の差があるが、例えば、東京都奥多摩町の場合は、移住支援金として100万円。

起業支援金として最大100万円が支給される。

埼玉県の場合は、特定の地域の場合、起業支援金として200万円。

それらの元手を使って、事業に挑戦する。

こちらは借金ではないし、種銭を自分でコツコツ貯める必要もない。

手っ取り早く挑戦することができる。

しかも国のお金で。

自分の時間が節約できる一方、コツコツお金を貯める努力をしていないので必死さが足りなくなてしまうのではないかと思うのであるが、とにかく早く経験を積み重ねることができるのである。

投資信託で、こつこつFIREをめざすのもいいが、1000万円を超えるような年収の人間でないのであれば現実性にかける。

できるかもしれないが、それはおそらく50代、40代にならなくては実現困難だろう。

それも、家族を持たずにひたすらお金をためた場合のみだ。

どっちにせよ、一発勝負するのがいいと思っている。