今後の世の中がどのように変わっていくのかは、全く予測できなくなってしまいました。
間違いなく言えることは、これから中小企業を中心とした倒産の波が押し寄せ、世界中の景気が悪くなっていくことでしょう。
閉塞感の強い時代がやってきます。
今までのように気楽な雰囲気はしばらくやって来ないのではないでしょうか?
そんな中で私達はどのように過ごしていくことが求められるのでしょうか?
目次
まずは生き抜く
一番需要なことは、死なないことです。
コロナウイルス自体の致死率はそれほど高く有りませんが、この感染症の世の中で、社会的に死ぬようなことは避けなくてはなりません。
社会的に批判されるようなことをしてしまうと、しばらくの間、その影響は引きずることになるはずです。
マスクの転売のように、火事場泥棒的な行動は間違っても取らないことです。
目の前に、稼げるように見える畑が見つかるかもしれませんが、それが弱みに付け込むようなことになっていないか、しっかりと確認しておく必要があります。
評判は、コロナが終わったあとにも影響がありますので、損しても誰かを助けるくらいの心意気が必要なはずです。
そして、もう一点気をつけなくてはならないのが鬱です。
こちらの方も深刻です。
一度なってしまうと立ち上がるまでに、しばらくダメージを受けます。
そして、病気の間はまともな社会的な活動が難しくなってしまいます。
鬱になるというのは、現実的なことです。
心の強さなんて関係ありません。
環境が追い込まれてしまうとどんな人でも引き起こされかねません。
特に日本の場合、失業率が高まると自殺率も高まるという研究も報告されており、今後の不景気では必ず起きるであろうことです。
そのような時代の中で、生き抜くということは非常に大切なことでしょう。
景気は復活するのか
不景気の時代がきます。
そして、経済というものは落ち込んだあとには、上がってくるのが常です。
しかしながら、今までとは完全に異なる世界がやってくるように思います。
いままで、景気の良かった分野でも、コロナでダメージを受けた分野は、もはや立ち直ることができないように思います。
たとえば、クリニックは来院患者数が大幅に減っていると思います。
患者自体は減っていないと思いますが、いままでと同じような形では生き残っていくことは難しいのではないかと思います。
必要とされているサービスですので、かたちを変えて提供するか、ますます予防の重要性が高まっていくと思います。
コロナが流行するたびに営業停止するようなサービスは、大手の一人勝ちになるはずです。
稼げる時に稼いでおいて、冬の時期を耐え抜くためにはある程度のスケールメリットが必要となるからです。
理学療法士としてどう生きていくか
理学療法士の仕事自体はなくなりません。
しかし、自費で独立した人やデイサービス、クリニックに勤務するセラピストには厳しい時代です。
コロナのたびに利用者数が大幅に変動しますので、経営面は安定しないことが予測されます。
その利用者の受け皿となるようなサービスが必要となります。
病院勤務の理学療法士でも、クラスターが発生してしまうと、通常業務を遂行するのが困難となります。
また、普段リハ対象となるような人たちの受け入れやオペの回数が減ることもありますので、業績自体は落ちる可能性があります。
訪問リハも同様に、キャンセルの影響がある程度考えられますので、営業成績自体は落ちていくことでしょう。
理学療法士としてどのように生きていくか。
それは、複数の足場を持つことが重要だと思います。
一箇所だけでの勤務はリスクが高いです。
そこの仕事が仮にだめになってしまったとしても、収入が絶たれないように複数の収入を持つことが重要となるでしょう。
その環境で得られるものも、自分にとって大きな財産となるはずです。
まとめ
今できることは耐えることです。
収入は減ることは合っても増やすことは難しいです。
そのような状態が続く可能性が高いので、家計の状態を見直し、お金が流れ出ないように注意しましょう。