皆さんは知っていますか?
介護の仕事の中に買い物の代行というものがあります。
訪問で介護士さんに自宅に来てもらい、日用品や食品の買い物をお願いするのです。
ぶっちゃけ、それに税金を投入しているのってどうなんでしょうか。
もちろん、必要なことだと思います。
でも、その仕事内容は、介護士という専門性を活かすことができているのでしょうか?
むしろ、近所のおばちゃんにお願いするような仕事の内容だと感じています。
わざわざ、税金を使ってやるようなことではないのではないかと思っています。
買い物の代行を介護士にお願いすると、時間にもよりますが、一回に2000~4000円くらいかかります。
介護士さんの時給が安いわけです。
そのような仕事は正直スーパーのデリバリーサービスが充実すれば、介護保険を使わずともできるのではないでしょうか?
ネットで注文して、自宅まで近所のスーパーが届けてくれれば、介護士でなくてもできるような内容のことを仕事の範囲にしなくても済むと思います。
そんなことをしてしまうと、介護士の仕事がなくなってしまう?
いやいや、むしろもっと重要なことに時間を咲いてください。
今のような、中身が薄い仕事を数だけこなしてきたことで、診療報酬改定のときにガッツリ削られているのではないかと思います。
社会保険料が限られている中で、本当に重要なことに時間をさくためには、誰でもできるようなことは一般のサービスにお願いすることが望ましいです。
今は、料理のデリバリーが主流ですが、いずれは中国のようにスーパーの食品もデリバリーされるようになるはずです。
問題は人材の確保ですが、ウーバーイーツや出前館が最近伸びており、働く人が増えていくのを見ると時間の問題ではないかとさえ感じます。
そのような仕組みが整えば、介護士さんが買い物に咲かれる数が減るはずです。
その分必要なことに力や時間をさくことができるはずです。
では、スーパーの食品デリバリーにはどのような問題点があるのでしょうか。
一つは、スーパーの問題です。
スーパーは働き手が少ないです。
値下げ競争の果に、身を削るような安売りを続けているせいで、新しいサービスに取り組むだけの資本がありません。
もし、ネットで買えるようにするのであれば、毎日商品をネットに上げなくてはなりません。
まあ、実際はレジに反映させるために毎日、商品の値段を入力しているはずなので、それをネットにも反映させるような仕組みさえ作ってしまえばそれほど難しくないとは思いますが。
もう一つの問題は、買い手の問題です。
働いている世代であれば、ネットショッピングにもそれほど抵抗がないと思います。
しかし、介護を受けるような世代にネットで買物をするように勧めるのは多少忍びないような気がします。
もし、高齢者にも買い物ができるようにするのであれば、お年寄りでも簡単に使うことのできるような、アプリの開発が必要だと思います。
そうして、お年寄りの場合、クレジットカードでの支払いが難しい場合がありますので、先にお金をチャージしておくような仕組みがあるといいかも知れません。
今はまだそんなことに税金が使われています。
正直財源も怪しいのに。
なので、そのような仕組みを制度の方から変えていくのは難しいと思います。
介護士は、ネットで買物をする利用者の介助をするようになれば、いいなと個人的には感じています。