雑記

挑戦する際の戦略を立てよう

先日、知り合いがスタートアップの相談をする際、同席させていただいた。

相談先は自信の法人を複数持っている投資家の方で、知り合いの知り合いだ。

そのような席に同席させていただくことは、なかなかなく自分の中でも勉強となるような時間だった。

話の焦点は、法人を持つかどうか。

法人を持つことで得られるメリットは、非常に大きい。

そもそも、介護系のビジネスを始めるとすれば、法人格を有してなければならず、僕たちが独り立ちを考える本来のルートは起業なのではないかと思っています。

最近多いのは、個人企業主として一人サロンや一人治療院を始める人が多い。

理学療法士としてのキャリアを活かすのであれば、法人格を取得し、訪問看護やデイサービスなどを始めるほう効果的ではなかろうか。

しかし、段階としていきなり組織作りをするよりも、はじめは個人事業主として始めるのもいいかと思っている。

会社員時代と異なり、やらなくてはならない仕事がたくさんあるからだ。

決算書の作成から、日々の経理、他にも集客やら、なにやら、形を作らなくてはならない。

サラリーマンをやりながら法人を持つメリットは十分あると思うが、前提条件としては、委託事業契約を結ぶことができることだ。

法人として経費を使えるというメリットは、もはや一般的だが、サラリーマンだって、経費として使うとされている金額は控除されている。

サラリーマンの場合、給与所得控除が計上される。

年収が500万円の場合

収入×20%+440,000円の計算式で求められるので、控除の額は1,440,000円となる。

この給与所得控除というものは、サラリーマンとして使える経費をまとめて引いてもらっていると思って構わない。

実は、経費という点だけで見た時に、法人を持つことはそれほど有利にはならないのである。

しかし、法人を持つことで得られる節税のメリットは非常に大きい。

法人の場合、累進課税制度ではなく、年額定額の税率となるからだ。

他にも、有利に仕組みを使うことは可能だと思う。

これは制度自体に歪みがあるからであり、その歪みを有効に使うことでその恩恵を得ることができるからだ。

このあたりの話は、橘玲先生の黄金の羽根の拾い方という本に書かれているので,

読んでみることをおすすめします。

豊かになる戦略としては、制度の歪みを利用することだ。

制度の歪みを利用し、会社員→個人事業主→法人というようなステップを駆け上がっていくことが、現代における攻略法とも言えると考えている。

そのための、小さなテクニックが世の中にたくさんあると思うがそれらのテクニックは勉強し続けることで得られると思う。