雑記

ハングリー精神を忘れてはいないか?

今の生活が満ち足りていることに危機感を抱いています。

現状の生活に不満がなければ、次に向けた適切な努力が難しくなります。

なので、最近僕は引っ越しました。

前に住んでいた部屋の家賃よりも1万3千円ほど安くなりました。

その代わり、部屋は狭くなり、ユニットバスです。

引っ越しも、業者に頼まずに友人に協力を頼みました。

お礼に食事代など支払いましたが、友人にちゃんとおごる機会って意外と少なかったりするので、個人的には満足しています。

引っ越しのときに、やはり友人から見ても、前の家のほうがいいようにみえたようで、前のほうがいいなどという言葉ももらいました。

当然前の家のほうが広いし、きれいです。

しかし、引っ越しをすることで得られることが2つあります。

それは、単純に家賃が安くなるので、生活がコンパクトになること。

もう一つは、生活水準が下がるためによりハングリーに努力を積み重ねることができます。

満足してしまった先に未来はなく、どちらかというと腹八分目くらいにしておいたほうが良いようです。

これは、ハングリー精神を保つことができるという点と、あとは終わりのない欲求に折り合いをつける行為だと思います。

どんなにいいえに住んでいても、さらにいい家というものは世の中に存在しており、それを見るたびに誘惑されます。

話は変わりますが、今日の夕方に、ニュースで出張買取の特集が組まれていました。

話の方向性としては、コロナ関連でお金に困っている人が二束三文でも物を売ってお金にしているところを特集したかったのでしょうが、そのようなケースが紹介されていたのは一件だけでした。

コロナとは関係ないのですが、子供の母親が買取サービスを利用している場面がありました。

子供はもう20歳になる直線ですが、浪人生だそうです。

しかし、服をたくさん買ってしまい、支払いができなくなってしまったそうです。

この時点で、アホなのかと思います。

子供の良心は料金を建て替えたそうです。

そして、お金を工面するためにゲームなどの自分のものを売るように話し合いをしてきたそうです。

お金が足りないのだから、自分で工面するのは当たり前なのに、子供はぐずっていたそうです。

親も甘く、ものを売ってもたりないだろうと、自分の私物も合わせて処分していました。

子供がかわいそうなどと話していましたが、この親の行為自体が可愛そうだと感じました。

はっきり言って、この甘ったれた子供は、社会に出た瞬間に資本主義の食い物にされます。

最悪、金利地獄に突入して、一生奴隷のような生活をするはめになるでしょう。

おそらく、金利のことなども考えたことはないでしょう。

親としては、子供に対して金利付きでお金を工面して、利子をむしり取られる経験をさせてあげたほうが、いいのではないかと思います。

このような、親子は日本中にたくさんいると思います。

これは、現状の生活が満ち足りているから起きることだと思います。

大した努力をしなくても、十分に満ち足りた生活をしている子供は、それが当たり前だとなってしまいます。

良心も、時代の流れもあり、それなりの努力で、そこそこ豊かな生活をできていたのだと思います。

これからの時代は、そのような甘い時代ではありません。

一億総中流などと言った時代は過去の遺物となり、これからは二極化が今以上に進んでいきます。

世の中の仕組みが悪いということもできますが、今の世の中は自由が認められている世の中です。

その中で、格差が生まれるということは間違いなく能力の差によるもので、貧しい側の人間が経済的に豊かになる能力がないという事実を突きつけられてしまいます。

能力の差はあったとしても、自分の努力でその差を多少は埋めることはできると思います。

しかし、適切な努力は満ち足りている環境では生まれてこないはずです。

自分自身をハングリーな状態に追い込んでいく必要があります。

もっと広い部屋に住みたい。

ハンバーガーショップで、サイドメニューを気にせずつけたい。

ほしい本を財布と相談せずに買いたいだけ買いたい。

そんな欲求を自分の目の前にぶら下げて走り続けたいと思います。

しかし、仕事を普通に努力しても豊かになれない世の中っておかしいですよね。

その努力がそのまま報われればいいと思うのですが、ただ不満を言っていても仕方がありません。

自分にできる小さなことをコツコツ積み上げていきましょう。

次は、定額制サービスを削っていこうかと思っています。