雑記

成果を上げるには細かい積み重ねが必要

大きな成果を上げるためには、結局の所、小さな差をコツコツと積み上げていかなくてはなりません。

小さな差をコツコツ積み上げていくことで、差が生まれます。

しかし、その差というものはパッと見ではわずかなもののように感じます。

わずかなさに見えてもその間には大きな溝があるようです。

目次

何が人に選ばれるのか

同じサービスが2種類あったとして、どちらが選ばれるでしょうか。

それは、そこに差があり、自分にとって良いものを選びます。

価格、立地、清潔さ、人などなど。

オンラインサロンで有名な西野亮廣さんはこれからは、人検索の時代が来ると言っています。

その背景には、サービスの質が極限まで高まってきていることがあります。

消費者からするとサービスの質が高いものを安く利用できるのはとてもいいことです。

どのお店でも、美味しい料理を食べることができるのは当たり前になっています。

正直、まずい店を探すほうが難しいですよ。

なので、料理の味で差別化を図るのは大変難しくなっていると思います。

西野さんはそこから、人検索の時代がくると予測しています。

自分の好きな人が店員をやっているお店を探す時代が来る。

そのような人から選ばれる人もおそらく小さな積み重ねがあるはずです。

例えば、元プロ野球選手の山本昌選手のエピソードも印象的です。

山本昌選手が怪我で時間ができたときに、趣味でラジコンを始めたそうです。

結構面白くて、はまってしまったようです。

あるとき、地元の子供達がレースをしているところに山本昌選手は出会います。

子供は、マシンを走らせるたびにノートに細々とノートを取っている様子です。

そこで、山本昌選手も自分のラジコンを持ってきて、子供と一緒にレースをしました。

しかし、何度勝負しても勝てませんでした。

山本昌選手も、かなりの腕前だったようですが、それでも一回も勝つことができなかったそうです。

子供は、山本昌選手に勝ったときも細々とメモを取っています。

そこで、どんなメモを取っているのかをきいてみました。

メモには、その日の気候や湿度、路面の状況など細々したことを書き込んでおり、その日の環境でどのような調整にすると一番のパフォーマンスを上げることができるのかを書いていたそうです。

山本昌選手はその時の経験が野球選手としても役に立ったと語っています。

小さな積み重ねが大きな成果になる

たとえ小さなことでも、それを積み重ねることで大きな差が生まれます。

しかし、その大きな差ははたから見るとほんの僅かのように見えるでしょう。

山本昌選手は、子供に圧倒的なタイムの差をつけて破れたわけではありません。

時間にすればほんの数秒です。

ですが、その間には子供が積み重ねた多くの差が存在しているのです。

自分の仕事にもそのような細かな差は存在しているはずです。

僕たちのセラピーも大きな差があるわけではありませんが、あたりまえのことをひとつひとつ丁寧に積み重ねることにより、大きな差が生まれます。

股関節伸展の促通でも、手をどこに当てるか、側部をどの方向に誘導するか、筋肉をどのように把持するのか、抵抗をどの方向にかけるのか。

細かい技術の積み重ねが大きな差につながるはずです。

いきなり多くの事はできませんが、ひとつひとつ自分の体に覚え込ませ、無意識でできるようにすれば、多くの技術を体現させることが可能となるはずです。

小さな事に気がつける能力を磨く

そのような小さなことを実行するためにはどうすればいいのか。

まずは、小さな差に気がつける能力が必要にあります。

小さな事に気を向けられるようにするためにはどうすれば良いのでしょうか。

そのヒントになるのが、こちらも元プロ野球選手の野村克也監督です。

知らない人も多いかも知れませんが、スポーツにデータを取り入れた最初に人です。

野村監督は、試合中にも細かなデータの蓄積を怠りませんでした。

そして、「小事を大切にする精神」を大切にしています。

小事に着目するには、細やかな神経、鋭い感性が要求されます。

自分の感性を磨くには努力するしかありません。

具体的には、人とあったときに自分がどのように見られているのか敏感になる。

小さなミスでも2回繰り返さないなどです。

自分の視線を周囲への支店に変更することで、些細な変化に気がつけるようになります。

他にもメモをたくさん撮り、データを蓄積することも重要なことです。

成果が出るまでは、本当に地道な作業が続くでしょう。

しかし、その延長にしか大きな差は生まれません。

まとめ

大きな変化や大きな差を作り出すためには、日々の小さな積み重ねが重要となります。

小さなことを個人レベルでも、組織レベルでも積み上げていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。