リスクのある挑戦をする。
先月の勉強のテーマはM&Aでした。
理論を知るというのは大切なことですが、それだけではいけないと思っています。
知識を持った上で、実際に実行してみて、その経験が自分の血肉となると思っています。
なので、実際に行動に移すことが重要です。
実際に、M&Aのサイトを覗いてみると、販売価格の高いものが大半です。
自分の関わりのある業界のものでいうと、最低価格300万円からが相場となっています。
しかも、そのように安いものだと、基本赤字からのスタートとなってしまいます。
つまり、買ったら赤字が積み重なっていくので、そのままでは単に負債を抱え込むだけ担ってしまいます。
そこの、負債は個人でなんとかなる規模の金額ではないでしょう。
年の売上が400万円で、スタッフ数が4人の職場が販売されています。
常勤はたしかに2人ですが、看護師さんの給料2人分を支払わなくてはなりません。
一人400万円だとしても、最低400万円の赤字です。
しかも、人件費以外にもお金はかかりますので、買ったら最後バイトをしていてもお金はどんどんなくなってしまうはずです。
しかし、すでにお金を生み出すものを買うとなると、金額がとんでもないことになってしまいます。
個人でなんとかできる金額ではないような額です。
これに挑戦する場合、融資を引くのは必須になるでしょう。
どっちにしろ借金をしなくてはならないことになると思います。
自分はどのような戦略を取るかを考えると、安いものを買います。
買うのですが、購入する前の期間に一年間ほど、引き継ぎの期間を作ってもらいます。
そして、引き継ぎの期間に全力で業績改善に取り組みます。
そのような方法で、挑戦するのが次の段階になるでしょう。