最近は、終身雇用の崩壊に伴い、副業をするのがスタンダードとなりつつあります。
また、近年のコロナ禍の影響により、安定していると思われていた収入も必ずしもそうではないとわかり、副業に対する関心はますます高まっています。
セラピストの場合、働く環境によっては取り組んでいい副業が限られている場合もあるが、世の中の流れと同じように副業に対する関心も高まっているでしょう。
そんななかで、どのような副業に取り組んでいくことが望ましいか考えていきたいと思います。
目次
副業にも色々ある。
あたり前ですが、副業にも色々あります。
しかし、自分が何を目的に取り組むべきかを考えて仕事選びをしたほうがいいでしょう。
給料を目的にするのか、自分の仕事に関するシナジーを高めるのか、キャリア育成のための土台にするのか、自分で仕事を作る練習とするのか。
目的によって、選択肢も大きく異なってくるので、まずは自分がどのような目的で仕事をしたいのかを考えてみましょう。
お金を稼ぎたい
単に目的がお金の場合でも考えられる働き方は複数あります。
一つは、即効性のある稼ぎ方です。
つまり自分の労働力、すなわち、時間を切り売りする方法です。
働けば働くだけ、給料は発生しますし、自分の資格を本出にすれば、時給4千円台も実現可能です。
ちなみにセラピストの常勤の給料の平均は時給2千円~3千円の間です。
一般的なサラリーマンよりも同じかやや低い水準の給料体系となっています。
これは、一時間あたりの生産性が固定されているのである意味では仕方ないかなと思います。
やればやっただけ収入が生まれるのでやる気は出ますが、自分の労働力を売っているので働くのをやめてしまうと頭打ちになってしまいます。
しかしながら、自分のスキルを高めていくことで、価値を生み出し、高い生産性を実現することも可能です。
セラピストのキャリアについての書籍を出版されている細川先生も、やるからには時給5千円~1万円を目指してほしいと話されています。
次に考えられる方法は、ストック型ビジネスともいえる副業です。
これは、収入を生み出す事業を育てていくというようなイメージを持ってもらえるといいと思います。
自分自身が働くのではなく、自分以外のものや仕組みに働いてもらって、その仕組が収益を生み出すようなイメージです。
最近流行りのYou Tubeやブログ、不動産投資などはこちらの働き方になると思います。
こちらの最大のメリットは、自分が働かなくても収益を生み出してくれるという点です。
最初のうちは時間だけかかりますが、ある程度形ができてしまえば、時間に余裕が生まれるのがこちらの副業のメリットです。
大きなところに挑戦する場合は、M&Aなどの方法もあります。
これは、仕事自体を買ってしまうというような方法です。
最初の働き方とはガラッと考え方が変わるような働き方になると思います。
まとめ
自分にはどのような副業があっているのか。
副業に興味のある方はとりあえず実践してみることをおすすめします。
実践することで、自分の考えが経験を伴い、自分の知恵となっていくはずです。