最近では、老後の資金の問題もあってか副業や起業ブームの流れが強まってきていますよね。
そんな中で紹介したいのが、「0円起業」の本です。
著者は有薗隼人さん。
もともとアフィリエイトサイトの運営からスタートしたプチ企業の実践者です。
普通の起業のイメージだと、安定した収入を手放すことになってしまいますよね。
いきなりそんな高いハードルを超えなくてもいいと著者はいっています。
まずは、“働きながら”やる。
リスクを抑えて、退路を残しつつ始めていく。
昔はできなかったプチ起業が、現代では元手がなくても始められる。そのきっかけについて解説してくれています。
プチ起業家として始めるこつを6つのチャプターから解説してくれます。
それぞれのポイントについて、解説していきます。
チャプター1「格差」と「信用情報」があなたを起業家に導く
この章では、プチ起業を始めるにあたってまずは、自己分析が必要となります。
自己分析する上で重要なのが、
・得意/苦手
・好き/嫌い
・儲かる/儲からない
の視点を持つことです。
その状態から、自分の棚卸しをします。
そして、セルフプランブランディングを進めていきます。
自分がどのような人間であるかをSNSなどで発信し、ファンを獲得することで商売をスムーズに進めることができます。
そのなかで、おすすめするのが「ビジネスネーム」を使うこと。
自分の本名でやることで、本業への影響が出てきてしまったり、失敗した時に自分のイメージが悪くなってしまうことがあるそうです。
そんなときに、「ビジネスネーム」をつかっていれば、損切りをして新しく始め直すことができます。
その状態があれば、失敗を恐れずにどんどん挑戦することができるはずです。
チャプター2 考えない人が淘汰される時代になる
先のことを考えたときに、今の状態で大条文なのかと考えさせられます。
チャプター3 様々な「格差」を利用する。
様々な格差こそがビジネスチャンスです。そこに着目しましょう。
「格差」ときくといいイメージを持たない人もいるかと思いますが、格差を解消することこそが事業としての柱となっていきます。
格差の下の人達に、その格差を解消できる提案がありますよ。という提案ができるようになれば、それは、世の人の潜在的なニーズを掘り起こすことになりますので、ビジネスチャンスになります。
格差には「情報」や「知識」、「世代間」など、いろいろな視点から見つけることができます。その格差を飛び越えられる仕組みを考えましょう。
チャプター4 小さく始める
とにかく小さく始めてみましょう。最初に自分の棚卸しができていれば、勝負できるジャンルが見つかるはずです
チャプター5 大きく育てて、高く売る
小さく始めたプチ起業も続けていればやがて大きな事業に育っていきます。
事業が育ってくれば資金繰りも良くなり、体力もついてきます。
そうなったら、新しい事業に挑戦するという選択肢も視野に入れていきましょう。
更に大きなことに挑戦する際に、多くの資金が必要となることもあります。
そうなったら、今までの事業を売却するという視点も入れていくといいでしょう。
チャプター6 0円起業のヒントを探す
この章では、具体的なプチ起業のヒントについて解説してくれています。
まとめ
・失敗しても大丈夫な環境を作る
・自分の続けられるジャンルを探し出す。
・格差からビジネスチャンスを見つけ出す。
今回も最期まで読んでいただきありがとうございました。皆さんの参考になれば嬉しいです。