書評

<書評>その5日は人生を変えるために『2勤5休のすすめ』

「ほとんどのひとは、この本を読む必要はないでしょう。」

この本は、この文章から始まります。

すべての人に当てはまる本ではありませんが響く人にはとにかく響く本です。

一冊500円くらいで購入される本ですが、中身に関して、僕にとっては500円以上の価値があると感じました。

いわゆる自己啓発本になるのかもしれませんが、一般的な抽象的な中身の本ではなく、具体的な内容が織り込まれている本です。

概要

かんたんに内容を紹介すると、

ほとんどの人は、5日働いて、残りの2日で勉強したり、自分の好きなことをしたりしています。

この本はこの割合を逆転させることを進めています。

2日働いて、5日で自分の人生を変える。

ほんとにそんなことできるのか、と誰もが思うでしょう。

その割合は個人によって変えてもいいが、働く割合が、自分の好きなことをする時間を上回らないようにしたほうがいいと言っています。

この根拠は単純なはなしで、5日働くことを日常、2日で勉強や自分の好きなことをしている時間を非日常とします。

日常と非日常の割合が5対2では数の上で、日常に負けてしまいます。

非日常を日常とする。

これが、目的です。

実際にそんなことできるのか。

できる方法について、本書では解説されています。

はじめに、正規雇用は諦めます。現代の日本で2日勤務で正社員でもいいという会社は殆ど存在しないでしょう。なので、アルバイトを始めます。

つぎに、生活コストを下げます。

具体的な方法は本書を読んでいただければいいと思うのですが、これで準備完了です。

もはや、非日常が日常となっているはずです。

こうなれば、5日の時間をかけて自分の好きなことにひたすら時間をかけられるはずです。

僕は今、3勤4休の生活をしています。

自分の好きなことでお金が稼げるようになってきたら、その割合を変えていけばいいと本書では説明されています。

そして、2勤5休の一番の効能についても解説されています。

それは、退路が立たれることです。

普通に会社勤めをしていれば、なんとかなります。

週に5日も安定した仕事をしていたら、ズルズルとそっちの世界に飲み込まれていくのが普通です。

しかし、この生活を始めてしまっては、もう普通の会社勤めの人生は残されていません。

「絶対にこの生活を変えたい」と思うはずです。

その決断こそが、2勤5休の一番大きなメリットだと解説されています。

最期に

「一日の楽しみは、就業時間

一週間の楽しみは、週末

一ヶ月の楽しみは、給料日

一年の楽しみは、長期休暇とボーナス

こんなの誰のための人生かわからんから、会社辞めます。」

これは、筆者のふじわらさんが会社をやめるときにmixiに投稿した文章だそうです。

この文章がとにかく響きました。

確かに、その通りです。

でも、どうしていいのかわからない。

そんなかたにも、この本は道を示してくれると思います。

この文章が響く方は、一度この本を読んでみてみてはいかがでしょうか?

最期まで読んでいただきありがとうございました。