書評

<書評>不朽の名作を漫画で。リカレント教育の入門に『漫画 バビロンの大富豪の教え』

本は難しいけど、漫画なら読める。

僕は、本はよく読む方ですが、難しい本の場合だと漫画版から入ることも多いです。

本屋さんでも立ち読みで、なんとなく流れを掴むことができますし、その内容を押さえた上で本に手を出すということもあります。

漫画の場合だと、重要なエッセンスが登場人物のストーリーをもとに学ぶことができるので、本よりもハードルが低いですよね。

気軽にその本の内容が知りたいという方には、漫画から入ることがおすすめです。

漫画版では、古代バビロニアのバンシルという武器職人のストーリーで教えを学ぶことができます。

普通のこどものバンシルがバビロニアの賢者と呼ばれるアルカドの教えを受け、人生の豊かさを手に入れる話になります。

もともと、『バビロンの大富豪』はおよそ100年前にジョージ・S・クレインによって書かれた書籍です。

100年の前の書籍が現代まで伝わっているということは、その教えが普遍的な教えであり、今なお有用な教えであるということを裏付けていますよね。

いろいろな教えがでてくるのですが、いちばん最初の教えは「収入の1割を貯蓄に回す。」

この教えは、一般的にもよく言われる教えではありますが、自分の欲望をコントロールするという視点からいちばん重要な教えだと感じました。

今の収入だと貯金ができない。一人暮らしをしているから貯金ができない。

そうではありません。

どんな生活をしていようと、自分の収入に見合った生活を組み立てていくことが必要となります。

収入が増えれば、その分貯蓄する金額も増える。

どうしても収入がふえると、その分支出も増えてきてしまいますが、収入の1割を貯蓄に回すと考えると、収入が増えた分、自動的に貯蓄も増えていくことになります。

僕も、最初は収入の2割を貯金に回していたのですが、それを続けるだけで、かなりの貯金ができます。

継続して行うコツは、収入が入った時点で貯金用の別口座に移してしまうと確実に行なえます。

注意しなくてはならないのが、カードです。

カードを使い始めると今月の予算を見失いやすくなりますので、月ごとにカードはいくらまで使えるのかということを決めておくといいと思います。

他にも、参考にしたい教えがたくさんあります。

お金をしっかりと守ること、家はいいところに住むことなど、意外と見落としがちなところも再学習することができます。

リカレント教育(お金の教育)が重要と言われていますが、その入門編で、昔から伝わる普遍の教えを学んでみるのがいいと思います。

漫画でわかりやすく解説されていますし、現代の日本ではどのように応用していけばいいのかということもコラムで解説されていますので、何から勉強していいのかわからない。

お金をためていくための方法を教えてほしいという方にはおすすめの一冊です。

最期まで読んでいただきありがとうございました。参考になれば嬉しいです。