書評

【書評】不労所得ではなく勉強することの大切さを教えてくれる本『金持ち父さん 貧乏父さん』

この本の名前くらいは聞いたことがある人は多いのではないだろうか。

Twitterでもマルチや怪しい話で、不労所得がどうのこうのと説明されるときにこの本が引用されることがある。

だが、本自体の内容は誰もが知っておきたいものである。

この本の初版が、2000年だというのにも関わらず、今の時代にも読みつがれているものであるということが内容を保証している。

実際本を読んでみると、不労所得の重要性を説いている本ではなく勉強することの大切さを教えてくれる本だ。

誰もが読んで間違いのない本だと思う。

「金持ち父さん 貧乏父さん」の話を勧誘の理由として出してくる人には、ほんの正しい内容を教えてあげましょう。

この本は、前半の「教えの書」と後半の「実践の書」から構成されている。

内容をざっくりとおさらいしたいが、この本が一貫して伝えているのは、経済的な自由は、正しい教育・正しい知識がもたらしてくれるということである。

つまり、ちゃんと勉強しようねということである。

まず、しておいてほしい言葉が「ラットレース」という言葉だ。「ラットレース」というのは、ハムスターが回し車の中を走る様子のことを表している。現代の私達の働き方も、それと同じように前に進まず、同じ場所でひたすら走っているような状態になっていると金持ち父さんは、言っている。

収入が入れば、支出が生まれる。収入が増えると、増えた分だけ、支出も増える。そして、ローンなどの借金が増えて、されに、支出が増える。そうすると、その分、収入も増やしていかなければならず、働いても働いても、前に進まないし、止まることもできない。

これが「ラットレース」の状態である。

仮に、お金を持っていたとしても、金を持たない恐怖や貧乏になることへの恐怖がまた、お金を稼ぐことになる。

これを解決するには、自分の感情を上手にコントロールする必要がある。

この話を聞いたときに、豊かになるということがどのようなことかを考えさせられる第一歩となった。収入が増えればその分、豊かになると信じていたが、このパートを読むとそれが幻想であるということを知ることができる。この話を知らないまま、生活するのと知っているのとでは、自分の選択が大きく異るはずだ。

 いきなり具体的な話だが、ここで重要なのはお金の流れを、損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/L)を読むことができるということだ。

画像:cdn-ak.f.st-hatena.com

P/LやB/Sの言葉を聞いたことがないという人ほど、個々のパートは重要だ。僕は、簿記3級を受験したときにはじめてこの用語を聞いたが、最初は、言葉を理解できずに苦戦したが、この本を読むと、概念が理解しやすい。

 P/Lは支出と収入。B/Sは資産と負債を表す表だ。

 中流の人が楽にならないのは、収入が増えても支出が増えてしまい事や負債を抱えてしまうことが原因だ。それにたいして、お金持ちは収入を資産に投資する。それによって、後々収入が増えていくという流れを作り出すからだ。

重要なのはこの2つのパートだと思う。

この2つの考えを知っているだけでも、今までの生活の仕方とは大きく異なるはずだ。

もう一点だけ、押さえておいたほうがいいのは、ファイナンシャル・インテリジェンスやファイナンシャル・リテラシーを高めておくことが重要だということ。

ファイナンシャルつまりお金に対する知識や教

となっている。

実践の書についても、なにか行動を始めるというときにつまずいてしまうことが書かれている。

行動し始めたときにこそ読み返したい部分である。

「金持ち父さん 貧乏父さん」はYoutubeでも書評や冒頭の朗読を読むことができる。

活字が苦手な人は、Youtubeをオススメしたい。

触りだけでも知っておいて損はないと思う。

この本が教えてくれるのは、不労所得を作ることが重要だと言う考えではなく、お金に対する正しい教育、正しい知識が重要だ、ということを教えてくれる。

是非一読してみることをオススメしたい。

金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 改訂版/筑摩書房/ロバ-ト・T.キヨサキposted with カエレバ楽天市場で購入Amazonで購入Yahooショッピングで購入

最期まで読んでいただきありがとうございました。参考になったら嬉しいです。