理学療法

〈研修レポ〉リハスタッフが身につけるべきビジネススキル・知識

こんばんは、まさむらです。今年も24時間テレビの時期が来ましたね。

今年は、浅田真央さんがメインパーソナリティを努めているようですが、私は株式会社geneさんの研修に参加してきましたので、体験談を書いていきます。

今回の研修は、株式会社gene理学療法士・代表取締役の張本浩平先生八千代病院総合リハビリセンター技師長の松山太士先生、二人のコラボセミナーとなっております。

法令は弱者の味方~経営者と従業員はどっちが強い?~

前半は、張本先生による法令・財務についてです。

ルールを守ることは重要ですが、そのためにはルールを知らなくてはなりません。

経営者と従業員では、経営者のほうが強いに決まっています。だからこそ、自分のことを守ってくれる法律は知っておかなくてはなりません。

また、お金の話をするためには財務や経理の知識は必要です。

理学療法士は、医療的な技術を磨くことに集中している人が多いですよね。

組織の中での立場を上げていくためにも誰かがお金の話はしなくてはなりません。

労働基準法>就業規則>個別労働契約

効力の強い順に並べるとこうなります。

私は自分の置かれた立場を知るために、自分の手元にある個別労働契約書をよく見るのですが、実際には就業規則の方をしっかりと抑えておかなくてはならないそうです。

その上にある労働基準法はなおさら知っておかなくてはなりませんね。

労働基準法で問題に上がるのは、

  • 有給休暇と時期変更権
  • 時間外労働と36協定と業務命令
  • 育児休暇

でしょう。これらは権利であり主張された場合拒否することはできません。

今年は、働き方改革もありましたので新しい法律を再インストールしておきましょう。

(働き方改革の研修レポートはこちら。)

働き方改革により組織は、自己研鑽を強制できなくなってしまいました。

これは、新人PTにとっては自分で自分のスキルを高めていかなければならない時代が来ているということになります。

新人は強制」などという言葉を使ってしまうと業務としてあつかはなくてはならないので注意が必要です。

どこまでが人件費か知ってるかい?

張本先生が経理の知識は大事だよ!とFacebookで発信していたので、私は今年の五月に簿記3級を受験しました。(カード払いの処理の仕方がわからなかったので、おそらく落ちました。)

経理を勉強し始めたときは、単語や数字の並びが理解できずに頭が爆発しそうでした。ですが、ちょっとずつ慣れ始めると、PT協会のだしている決算書などもなんとなく読めてくるので面白いです。

人件費の考え方で重要なのは、給与や賞与以外にも保険料や福利厚生費なども人件費に含まれるという点です。

その人の給料の12%程度の割合で、会社が負担してくれているお金があるということです。

先生が言うには、これは個人にとってはめっちゃお得だそうです。

逆に言うと、会社からすると保険料のかからない非常勤を雇うことが理にかなっているそうです。

保険に入っていれば、鬱になったとしても労災を使って長期休暇を取ることもできる。

非常勤はこのような働き方はできませんね。

ビジネススキル~ハードとソフトを両方身につける~

松山先生はMBAを取得している理学療法士です。

MBAの知識を私達にもわかりやすく講義してくださいました。

その中でも目的としたのは、地頭の良さを鍛えることです。

地頭の良さを定義すると、

1.常に物事を偏見や先入観で見ず、前提条件を疑い、ゼロベースで捉える。

2.その上で「これはどうしてだろう?」と疑問を持ち、ひたすらぐるぐると考え続けている。

尾原和哲:大人になっても鍛えられる「地頭の良さ」とは何なのか

となります。

ここを鍛えるための、型を身につけることが講義の目的となります。

ハード:クリティカルシンキング

クリティカルシンキングとは、自分自身の思考を批判的な目で見ること。

地頭の良さで言う、疑問を持ち続けるための方法です。

方法は色々あるのですが、今回グループワークで取り組んだ「イシューを押さえる」という点について解説します。

イシューとは論点のことです。

話し合いをする際に必要なのは「何が問題か?」を定義することです。

ここができていないと、そもそも話になりません。

A「新人の質が下がっているように思うんですよね。なので、勉強会を増やすべきだと思います。」

上司「そんなに新人の質は下がっているかなぁ?」

A「動作分析も全然できていませんし、なにより触診がなっていません。来月から実技中心の勉強会を行いましょう。」

上司「できていないかもしれないけど、例年そんなもんだろ。」

A「・・・。」

こんなやり取りがあったとしましょう。勉強会を行うかどうかを気にしているAさんに対して、上司は新人の質を問題としています。

これでは何も解決しません。

課題を解決するためには、何が課題化を明確にしなければならないのです。

ソフト:フレームワーク

クリティカルシンキングを搭載した上で、フレームワークを活用すると効果てきめんです。

フレームワークは沢山の種類があるので、自分の合うフレームワークを見つけることが重要だそうです。

何よりも、実際に使ってみて相性を確かめることあ重要です。

フレームワークは翔泳社の「ビジネスフレームワーク図鑑」がおすすめだそうです。

私も研修後すぐに、ポチッとしてしまいました。

私が個人的にやってみたいと思ったのは、「ライフ・ラインチャート」でした。

これを使えば、個人がどんな経験から何を学んだのかを見ることができます。

画像:ミュージックコンパス

まとめ

今回のテーマはビジネススキルでした。研修に参加して感じたことは、知識を詰め込むだけではなく、実際にフレームワークを使ってみることで自分の武器として搭載されると実感できました。

研修という環境で、初対面の方とディスカッションをすることもいい経験になりました。

みなさんも機会がありましたら、株式会社geneさんの研修会に参加してみてはいかがでしょうか?

この記事が参考になれば嬉しいです。

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