理学療法

〈研修レポ〉今さら聞けない解剖学 骨盤帯・股関節・大腿編

こんにちは。まさむらです。

今回は久しぶりの研修レポです。

毎月1回はPT系の研修会のセミナーに参加していたのですが、今回は久しぶりの投稿となりました。

自分の周辺状況が変わってきましたので、しばらくはPT系のセミナーに参加できなくなりそうです。

ですので、今回がもしかするとラストの研修レポになるかもしれません。

今回参加した研修会は、町田志樹先生のいまさら聞けない解剖学シリーズの骨盤帯・股関節・大腿編です。

改めて解剖学を勉強するにはこの研修会がもってこいです。

教科書で読むとちょっと眠くなっちゃう!とか、そこまで詳しくは知らないなーっていう方にはおすすめです。

解剖学を楽しく学ぶためには、もってこいです。

講師の町田先生は解剖学のエキスパートで、実際に解剖を行うこともあるそうです。

Facebookなどで検索していると、飲み会で手羽先を解剖している動画が出てくるので知らない方は探してみてください。

今さら聞けない解剖学の骨盤帯・股関節・大腿編は東京では3年ぶりの開催ということで、僕も楽しみにしていました。

ではさっそく本題に行ってみましょう!

勉強会の構成

いまさら聞けない解剖学の講義の構成は55分講義と5分休憩のサイクルになっています。

町田先生は教員として学生にも教えているそうです。

授業を進めていく上で、人の集中力には限界があるとの答えに至ったそうです。そのことから、適度に休憩を挟んだ講義となっています。

また、講習会の中では体表解剖のデモも行われており、触診技術を高めるためにも正しい知識を身につけることができると思います。

勉強会の資料は、論文や研究をもとにしたものとなっており、先生個人の見解は個人的な見解として紹介されます。

今回のブログでは、先生の個人的な見解を含めてまさむらが個人的に印象に残ったところを書いていきます。

人間はパワーよりも瞬発力を優先して進化した

ラグビーワールドカップが盛り上がっています。取り上げられる中で、選手のお尻に注目が集まっていますよね。

あの盛り上がったお尻。盛り上がったお尻は人間特有の構造だそうです。

他の四足歩行の動物のお尻は、盛り上がった構造をしていません。

これは四足歩行と直立二足歩行の差です。

ヒトと他の霊長類の大殿筋の作用の違いによるものです。

大殿筋は股関節伸展のみではなく、骨盤を垂直に保つ役割を持ちます。

骨盤を垂直に保ち、股関節を伸展させる。

股関節の進展という可動域は人間にのみ与えられた可動域なのだそうです。

大殿筋のが効率良く働く上で、骨盤、仙骨の形態も人間は独自の形で進化してきました。

人間の骨盤は霊長類のものに比べて長さが短くなっています。体長は人間のほうが大きのに骨盤は類人猿のほうが大きい。おもしろいですよね。

これは、モーメントアームが長くなっており、体幹を起こすのに有利だそうです。

いきなりモーメントの話で、驚いたのですが、学生時代に関節のてこの勉強をしたことを思い出します。

第1のてこは安定。第2のてこはパワー。第3のてこは瞬発力。

人間の関節のほとんどは、第3のてこだそうです。

これは人間が進化していく過程で、パワーよりも瞬発力を重視してきたことで生き残ってきたということになると町田先生はおっしゃっていました。

これは現代を生き抜く上でも同じことが言えるのではないかと思いました。

まとめ

今回は、今さら聞けない解剖学の研修会のレポでした。

僕が個人的に面白いと思ったテーマを一つだけ紹介させていただきました。

研修会では、解剖の図や写真がたくさんのった資料を見ながら勉強することができます。さらに、解剖の豆知識や進化の過程の話を聞くことができるのはこの研修会だけです。

改めて解剖学を学んでみたいという方にはぜひおすすめです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんの参考になれば嬉しいです。