理学療法

PTむけ!個人的に参加してよかったと思った勉強会8選

こんにちは。まさむらです。

今回は、100日以上の勉強会に参加した自分の経験をもとに参加してよかったと感じた勉強会を紹介したいと思います。

最初のうちはどの勉強会に参加していいのかわからなかったので、勉強会に参加している先輩に聞きながら、個人的に興味のわくものに片っ端から参加していたのですが、その経験のもとに参加してよかったと感じたものを紹介したいと思います。

いまさら聞けない解剖学 町田志樹先生

最初にご紹介したいのが、いまさら聞けない解剖学です。
セラピストとして、どんな方向に進みたいのか決まっていないとしても、絶対に無駄になりません。

改めて、解剖学を学ぼうと教科書を開いたとしてもなかなか、頭に入ってこない。そんな悩みを持っている方にオススメです。

純粋に解剖の話も面白いのですが、哺乳類以前の生き物から発達してきた話を聞くことで理解が深まります。鎖骨がどのような役割果たしているのかを犬と猫の差から解説されている話はとても印象に残っています。

また講義の構成も、ちょっと疲れたなというタイミングで休憩がはさまるので、ずっと座りっぱなしがつらいという方も大丈夫だと思います。

勉強会の内容は座学が中心ですが、体表解剖も見ることができます。また、触診中心の勉強会も開催していますので、そちらもおススメです。


代表の町田先生は書籍も出版されているので、そちらと合わせて勉強すると良さそうです。

基本動作のバイオメカニクス 石井慎一郎先生

こちらも有名どころです。

僕が新人の頃に勉強会にいっぱい行っている先輩に、どの勉強会に行った方がいいですか?と質問したところ。

石井慎一郎先生の話は面白いから、一回は行ってみた方がいいと教えてもらいました。

実際に行ってみると、本当に引き込まれるような講演会でした。

話の内容がとにかく面白い。

バイオメカニクスと基本動作の組み合わせがとても面白いです。

特に回復期のリハスタッフは基本動作練習をする事が多いと思いますので、勉強したい方は、とりあえず石井先生の勉強会に行ってみてください。

そこで、ハマったら書籍も出ていますので、購入もありです。

1日で、寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行の基本動作を学べるものもあれば、1週間かけて実技を踏まえながら勉強できるコースもあるそうなので、必要に応じて参加してみてください。

運動器の「なぜ?」がわかる 工藤慎太郎先生

最新の運動器の知識を学ぶならこの人。

運動器の「なぜ?」がわかる臨床解剖学の著者でもある工藤慎太郎先生の勉強会です。

基礎医学での解剖学はいまさら聞けない解剖学で学び、臨床に生かす解剖学をスムーズに学ぶには工藤先生の勉強会がオススメです。

最近では、超音波の書籍なども出版されており、沢山の論文も発表されています。

臨床家としての工藤先生の講義は、解剖の知識を治療にどう活かすかという視点がわかりやすく学べるので、おススメです。

個人的には、股関節の話を先生の勉強会で聞いた後に、教科書で復習することでとても理解が深まりました。

評価の教科書もわかりやすいです。

色々なスペシャルテストを確認できるので、より精度の高い評価スキルに繋がるはずです。

ボバースインフォメーション 北山哲也先生

皆さんご存知「ボバース」。

この概念は片麻痺の治療以外でも使えるところは多いですし、何よりその哲学を学べるというところが大きいと思います。

なにかを勉強するときに、コースとして体系立てられているころに参加するのは、とても効率がいいです。

患者さんの触り方など、新人PTからベテランPTまで、学び続けることができます。

ボバースを勉強することで、知識や技術はもちろんですが、もっと勉強しなきゃという謙虚な気持ちと、あのようなすごい先生のような治療ができるようになりたいというモチベーションを得ることができるはずです。

一流のセラピストが実際に患者を治療するところをみられるというのは、とにかく得るものが大きいです。

僕が参加した、ボバース・インフォメーションでは、同年代のPTとのグループワークがありました。

実技のグループワークはなかなか珍しいのでいい刺激になるはずです。

テキストも出ておりますので、こちらの方もおススメです。

参加と活動、ストロングスリハビリテーション 吉良建司先生

生活期のリハをやるにあたって、自分の常識がぶっ壊される勉強会です。

今まで養成校で学んだ医学モデルからの脱却、そしてその人の強みを生かしたストレングスリハビリテーションの概念を学ぶには、吉良先生の話がオススメです。

吉良先生は三士会合同の訪問リハの振興財団の方でも講師をやられています。

今後の訪問リハと生活期のリハに取り組まれていく方は、受講をお勧めします。

個人的には、病院のリハスタッフのかたもこの考え方を知っているだけで、病院と在宅の申し送りがスムーズになるなと感じています。

この講義を受けることで、国から求められるものを踏まえたリハを提供できるようになるでしょう。

スパインダイナミクス療法 脇本幸一先生

今は亡き脇本先生の提唱した概念、スパインダイナミクス療法です。

慢性疾患がどのようにして生まれるのか、力学的にどのようにして生体にダメージが蓄積されていくのか。

学校教育では学ぶことのできない内容を学ぶことができます。

話の内容が力学的な話から始まるので、少しとっつきづらいかたもいるかと思います。

しかし、その考えを自分なりに落とし込むことができたとき、自分の臨床の幅は大きく広がると思います。

僕は一通りコースを受講したのですが、払った金額に見合うどころか、超えてくるような内容だったと思います。

マイスターコースの中で、サイモントン療法の概念が取り入れられているのですが、その話もためになりました。

僕の臨床を支える概念でもあり、慢性疼痛の治療の力をつけてくれました。おススメです。

リハビリテーションのゴール設定 張本浩平先生

講師の張本先生は「リハビリテーションを形にする」という理念のもとに、株式会社geneを経営されています。

理学療法士やリハビリテーションに対しての深い考察を聞くことができます。

最近では、リハビリはダメだとか理学療法士じゃ食っていけないと自虐する理学療法士が増えているように感じます。

張本先生の講義を聞くと、理学療法士の未来に対して希望や誇りを抱くことができるように感じました。

ゴール設定の重要性だけでなく、人に対しての考えを聞くことができるのは、技術的なところだけでなく、セラピストの心の成長に繋がるはずです。

僕が1年目の理学療法士の時に張本先生のお話を聞くことができたのは、今の自分がある要因の一つだなと感じています。

勉強会に行くのもお勧めですが、張本先生のお話はYouTubeやFacebook上のリハノメチャンネルでみることができるので、まずはそちらをみてみてはいかがでしょうか?

介護保険改定 土井勝幸先生

最後に、ちょっと異色なものを紹介します。

介護保険改定の勉強会です。

講師の土井先生は、岩手のせんだんの丘という、日本でも1.2を争う老健の施設長をされている方です。

臨床家ではなく施設長として、様々な取り組みをされていますので、その話をきくだけでも自分の視野が広がるはずです。

中でも、保険改定の話は一度聞いておくだけでも、今後何度も行われるであろう医療・介護保険改定を読み解く、道しるべになるはずです。

保険改定を国からのメッセージと捉えて、今後どのような方向に舵を切っていくか、施設や病院の管理者クラスの方には、ぜひ知っておいて欲しいです。

その視点を持つことで、ただ書類を新しくするのが大変という解釈しかできなかったのが、国からメッセージとして受け取ることができるはずです。

そうすれば、未来の予測も立てやすいと思いますので、下の世代のPTも安心して上についていくことができるのではないでしょうか?

まとめ

今回は個人的に参加してよかった勉強会を紹介させていただきました。
ほとんどの勉強会が、素晴らしい内容のものですが、中にはお金に見合うだけの価値があるのか疑問に思うようなものもありますので、参考になればと思います。

紹介できていないものやまだ参加したことのない勉強会もありますので、これ以外にも面白い内容のものがあればぜひ教えてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんの参考になれば嬉しいです。